CMOSカメラで撮る月面写真(月齢10.8)

BORG71FLにCMOSカメラを接続して月面を撮ってみたくて,その機会を狙っていました。
雲も無く,シーイングも良かったので庭に赤道儀を設置。
71FLにASI385MCを取り付け,PCに接続してキャプチャーソフトを起動すると,液晶画面に月が現れたではありませんか。
事前に考えていたBORGのパーツの組み合わせで見事合焦!
71FL+CMOSカメラでの月面写真初撮りに成功!
観望に来ていた写友と確認。成功してよかったなぁ!

再現像したので画像を取り換えています。

 


《撮影データ》
2019,3.17
71FL+絞りM57+M57ヘリコイドLⅡ+延長筒L+延長筒M+MMF-1+ASI385MC(ZWO) SX2赤道儀による追尾撮影。
Autostakkert!3でスタッキング(369/1227フレーム:30%)→トリミング&画像処理(ステライメージ8)

夜空に咲くバラ(ばら星雲)

R200SSの2回目のテスト撮影で,オリオン大星雲を撮影した後,「ばら星雲」を狙ってみました。
機材の設置とオリオン大星雲の撮影に手間取ったため,「ばら星雲」を撮影する時間は少ししかありませんでした。
10コマほど撮影しましたが,半分はブレがあり,結局4コマのコンポジットしかできませんでした。
撮影後,カメラの液晶ビューで画像を確認したら,うっすらと赤っぽく写っている程度でしたが,帰宅して現像してみると,「赤いばら」が浮かび上がってきました。
初めて撮影することができ,感動ものでした。
次回の撮影では,時間をかけてじっくり狙ってみたいと思います。

【ばら星雲】
「ばら星雲」は,いっかくじゅう座に位置する散光星雲です。
オリオン座のペテルギウスからこいぬ座のプロキオン方向に向かって,1/3程行ったところにあります。

 


《撮影データ》
2019,3.8
R200SS+コマコレクター3+LPS-P2+直焦ワイドアダプター60DX+D750(HKIR改) SX2赤道儀による追尾撮影 ISO3200 60~120秒×4コマのコンポジット(加算平均) 画像処理あり
周辺減光があるため周辺部をトリミングしています。

オリオン大星雲を撮れたけど・・・

久々に雲のない夜空。
中古で購入したR200SSのテスト撮影を行う絶好のチャンスとあって,自宅よりは光害の影響が少ない郊外へ。
前回3月4日にテスト撮影したときは,星が二重に写っており,原因がわからなかったので購入先の天文ショップに問い合わせをしました。
今回は,原因と思われる箇所をチェックしながら撮影した結果,改善されましたが,まだ完全とはいえません。
どうもシャッターショックによる鏡筒ブレがあるように思われます。鏡筒のバランスも悪いのかもしれません。
さらに改善をめざしてテスト撮影が必要かな。


【元画像】


【拡大画像】(トリミング)


【拡大画像】(トリミング)


《撮影データ》
2019,3.8
R200SS+コマコレクター3+LPS-P2+直焦ワイドアダプター60DX+D750(HKIR改) SX2赤道儀による追尾撮影
ISO800 60秒×6コマ,30秒×7コマ,5秒×4コマのコンポジット(加算平均) 画像処理あり

「月面LOVE」撮れた!

2月12日(火),月齢7.6の月の「月面LOVE」が何とか撮れました。
20時頃から薄雲が覆い始め,月がベールに包まれたような状態で撮影条件は悪かったのですが,現像してみたら「L][O][V][E]の4文字が確認できました。
ただし,「E」は左右が逆です。
条件的には,上弦の月の前だと思いますが,条件が整わなければ見られないようです。
次回,条件が整えば11月15日にも「月面LOVE」が見られるようです。
クリアーな状態で撮ってみたいものです。

 



《撮影データ》
2019,2.12
71FL+絞り+×1.4テレコン+K-70(840mm相当) ISO500 1/80秒 トリミング&画像処理あり