2023桜紀行~深山桜(真庭市)~

この時季、真庭地方でソメイヨシノが咲いているのが「久世トンネル桜」ぐらいでしたが、帰路からはずれるので除外しました。
ソメイヨシノより早く咲くのがエドヒガンザクラで、彼岸の頃に咲き始めるのでこの名が付いたようです。
真庭市には、樹齢千年とされる「醍醐桜」(エドヒガンザクラ)がありますが、土日は花見客がどっと押し寄せ、道路は大渋滞になるので除外しました。
そこで、帰路の途中、真庭市神代にある「深山桜」(エドヒガンザクラ)に立ち寄ることにしました。
新庄川の右岸に咲く一本桜です。
数年前に一度訪れて撮影していますが、夕方で薄暗くなり始めている時間帯だったのでまだ明るい時間帯で撮影したいと思っていました。
満開で見頃でしたが、快晴だったため桜の花が白っぽくなってしまいました。
真庭地方には桜スポットが10か所以上あります。北の蒜山エリアから南の北房エリアまで南北に長いため、開花時期は桜の種類や地域によって違いがあり、約1か月間花見を楽しむことができます。
新庄村がいせん桜美甘宿場桜(ソメイヨシノ)は、8、9日頃に見頃を迎えることでしょう。

因みに、広島県内でも見頃、今後見頃を迎えるところがあります。
見頃は東城町小奴可の要害桜森湯谷のエドヒガン(どちらもエドヒガンサクラ)、今後見頃(1週間程度で見頃か?)になるのが千鳥別尺のヤマザクラです。
千鳥別尺に行けたらいいのですが・・・。

 




 

2023桜紀行~蒜山ジャージーランドの桜(真庭市)~

2日目は、真庭市の蒜山ジャージーランドへ。
事前に桜の開花情報をチェックしましたが、蒜山周辺の桜は開花したばかり。
冬の寒さは厳しく、積雪も多いため南部と比べると、1週間~10日程度開花が遅いようです。
桜がどこにあるか探していると、ジャージーランドの裏手に1~2本咲き始めていました。
青空に映える桜と大山とのコラボが絵になります。
蒜山周辺の桜の見頃は、8~9日あたりになるんでしょうね。

 





蒜山ジャージーランドから雪をかぶった大山が望めます

 

まもなく満開~服部大池の桜(2/2)

服部大池の桜は土手(堤)の内側と外側にあります。
内側の桜は、おそらく樹齢が80年以上だと思います。外側の桜は30年?ぐらい前に植えられているので花付がいいようです。
ソメイヨシノは、江戸時代の終わり頃に江戸の染井村で大島桜と江戸彼岸桜を交雑した栽培種で、接ぎ木のクローンのため病虫害に弱く、寿命は60~80年ぐらいだといわれています(染井村の植木職人が、「江戸で吉野の桜」が見られると称して「吉野桜」として売り出しましたが、吉野の桜はヤマザクラなので誤解を招くとして明治になった「染井吉野」と命名された)。
内側の桜は老齢期を迎えているため樹勢が衰えて花付はいまひとつです。
ただ、肥料をやったり、剪定をしたりして手入れをしてやれば100年以上もつようです。
青森県の弘前公園や京都の醍醐寺には樹齢100年以上のソメイヨシノがあり見事です。

 





《撮影日》
2023年3月26日

 

まもなく満開~服部大池の桜(1/2)

今年は、昨年より桜の開花が早いと聞いて、今季初の花見に出かけました。
福山市の桜の名所の一つである服部大池(駅家町)の桜は、7~8分咲といったところでした。
昼過ぎまで雨が降っていたので夕方からの撮影となりました。
昨年より花の付きがいいように感じました。

 




《撮影日》

2023年3月26日