ワーム・ムーン(3月7日の満月)

前回、3月5日に月齢12.7の月を撮影したが、いい結果が得られなかったのでリベンジで撮影。
雲量予報は、前回より条件はよさそうと思ったが、薄雲、PM2.5、大気の揺らぎありと前回よりも悪かった。
しかも、高度25度~35度あたりに電線が数本あり、動画撮影のフレームが稼げず、パッとしない画像になってしまった。
3月の満月は、”Worm Moon”(芋虫月)というらしい。
アメリカの先住民が、農漁業や狩猟の目安として季節を把握するために各月の満月に名前を付けたものだ。
3月は、暖かくなってミミズや虫が動き出してくるという意味で名付けたもの。
日本でいう「啓蟄」(けいちつ)に似ている。

 

《撮影データ》
撮影日:2023年3月7日
鏡筒&カメラ:102ED+UV/IRカットフィルター+ASI553MC Pro(冷却:-10℃)
赤道儀:SX2
撮像:SharpCap Pro 4.0/画像処理:ステライメージ9(シャープ処理)/ノートリミング
Gain:98/露出:6.90ms

月齢12.7の月!

星雲・銀河を撮影するか、月を撮影するか、迷ったすえ月を撮影することに。
月齢が12.7(満月2日前)ということもあって、星雲・銀河は写りにくいだろうと思い、月を撮影することにしました。
102ED(屈折望遠鏡)で月を撮影したことがなかったこともあって決めました。
生憎、薄雲、大気の揺らぎありで条件が悪く、シャープ感のない画像になっています。

 

《撮影データ》
撮影日:2023年3月5日
鏡筒&カメラ:102ED+UV/IRカットフィルター+ASI553MC Pro(冷却:-5℃)
赤道儀:SX2
撮像:SharpCap Pro 4.0/画像処理:ステライメージ9(シャープ処理)/ノートリミング
Gain:99/露出:4.63ms

地球から遠ざかるズィーティーエフ彗星

明るい時期のズィーティーエフ(ZTF)彗星を撮ろうと思いながら天候に恵まれず撮れずにいました。
やっと撮影チャンスが巡ってきましたが、月齢6.2の月がすぐ近くにあり、条件としてはよくありませんでした。
前回撮った時と比べると、少し明るさが落ちている感じがします。
周辺減光と色かぶりは中々処理できませんでした。ピントも甘めか!?
今回がラストチャンスになりました。
残念!


《撮影データ》
2023年2月25日撮影
71FL+CometBPフィルター+マルチレデューサー+ASI294MC Pro(冷却-5℃)
F4.1/288mm→576mm
GAIN:402/40秒×46コマのメトカーフコンポジット/ダーク補正あり
画像処理:ステライメージ9(自動処理)+Photoshop CS5で調整 トリミングあり

9年ぶりの水仙の島・六島(3/3)

8年の間に変わったことは何か。
水仙はちょっとだけ広がりを感じた。
逆に以前広がりがあったところが雑草が広がり、水仙が少なくなっていた場所があった。
とくに変化を感じたのは空き家が増えていたことだ。
一方で、プラス面ではクラフトビールの醸造所(六島浜醸造所)が前浦港のすぐ近くにできていたことだ。
当日、観光客が店前の席でビールを味わっていた。私は笠岡港から車で帰らなければいけなかったので味わえなかった。
ゲストハウス&カフェ(島小屋)もあるので島に泊まって星空を眺めるのもいいかもしれない(写真も撮ってみたい)。
次回の楽しみにしよう!
今回、在島時間は4時間あまりだったが、ゆったりとした気分でリフレッシュすることができた。
たまには息抜きも必要だ!

 



港の乗船場付近にあったブイ猫(前浦港)

 


六島小学校に上がる道端に咲いていた水仙と梅の花

 

前浦港付近の路地

 


前浦港から四国方面を望む(すぐ目の先は四国だ)。墨絵風に仕上げました。