神幸橋は、四万十川の支流・梼原川に架かる屋根付きの木造橋です。
橋の手前には木造の鳥居があり、対岸の「梼原三嶋神社」を結ぶ、参道橋になっています。
長さは52m、幅は3mあり、2000(平成12)年に新たに木造で架け替えられています。
神幸橋を渡った先に「三嶋神社」があり、創建は919年、本殿は1803年に再建されているようです。
幕末に坂本龍馬が脱藩する際、この神社に参拝したといわれており、神社手前にその道が残っています。
6月11日~12日、高知に所用で出かけました。
行き帰りに少し時間があったので1日目は梼原(高知県)に、2日目は内子(愛媛県)に立ち寄りました。
まず梼原から。
梼原町は高知県の北西部、四万十川の上流域にあり、四国山地の山間にある小さな町で、9割が森林という自然豊かなところです。
北には日本三大カルストの一つ、四国カルストがあります。
幕末に坂本龍馬が脱藩した道も残っています。
梼原といえば、新国立競技場を建築デザインした隈研吾さんが設計した建造物(総合庁舎、雲の上のホテル、図書館、まちの駅ほか)がいくつかあります。
森林に囲まれた町に溶け込んでいます。
隈研吾さんが設計した梼原町総合庁舎
ゆすはら座(1948年に建てられた芝居小屋。隈研吾さんは、これを見て木の良さを見出したらしい)
隈研吾ミュージアム(歴史民俗資料館の隣にある)
神幸橋は三嶋神社の参道橋になっている