雲の上のまち・ゆすはら(その3)~神幸橋~

6月 24th, 2022 Permalink

神幸橋は、四万十川の支流・梼原川に架かる屋根付きの木造橋です。 橋の手前には木造の鳥居があり、対岸の「梼原三嶋 […]

神幸橋は、四万十川の支流・梼原川に架かる屋根付きの木造橋です。
橋の手前には木造の鳥居があり、対岸の「梼原三嶋神社」を結ぶ、参道橋になっています。
長さは52m、幅は3mあり、2000(平成12)年に新たに木造で架け替えられています。
神幸橋を渡った先に「三嶋神社」があり、創建は919年、本殿は1803年に再建されているようです。
幕末に坂本龍馬が脱藩する際、この神社に参拝したといわれており、神社手前にその道が残っています。

 

雲の上のまち・ゆすはら(その2)~ゆすはら座~

6月 21st, 2022 Permalink

ゆすはら座は、1948(昭和23)年に建設され、1995(平成7)年に移転復元されたものです。 高知県下では唯 […]

ゆすはら座は、1948(昭和23)年に建設され、1995(平成7)年に移転復元されたものです。
高知県下では唯一の木造の芝居小屋です。
大正時代の和洋折衷様式を取り入れた建造物で、モダンな外観、花道とつながった舞台、2階の桟敷席、天井の木目の美しさなどに特徴があります。
とくに和洋折衷の天井の美しさに、隈研吾さんは木造建築のよさを見出したのではないでしょうか。

芝居や歌舞伎、映画上映など住民の娯楽の殿堂として親しまれてきたようです。

 

雲の上のまち・ゆすはら(梼原)その1

6月 17th, 2022 Permalink

6月11日~12日、高知に所用で出かけました。 行き帰りに少し時間があったので1日目は梼原(高知県)に、2日目 […]

6月11日~12日、高知に所用で出かけました。
行き帰りに少し時間があったので1日目は梼原(高知県)に、2日目は内子(愛媛県)に立ち寄りました。
まず梼原から。
梼原町は高知県の北西部、四万十川の上流域にあり、四国山地の山間にある小さな町で、9割が森林という自然豊かなところです。
北には日本三大カルストの一つ、四国カルストがあります。
幕末に坂本龍馬が脱藩した道も残っています。
梼原といえば、新国立競技場を建築デザインした隈研吾さんが設計した建造物(総合庁舎、雲の上のホテル、図書館、まちの駅ほか)がいくつかあります。
森林に囲まれた町に溶け込んでいます。

 


隈研吾さんが設計した梼原町総合庁舎

 


ゆすはら座(1948年に建てられた芝居小屋。隈研吾さんは、これを見て木の良さを見出したらしい)

 


 


隈研吾ミュージアム(歴史民俗資料館の隣にある)

 


歴史民俗資料館(梼原の歴史や産業を知ることができる)

 


神幸橋(梼原産の木材を使ってつくられている)

 

神幸橋は三嶋神社の参道橋になっている

M27(あれい状星雲)~こぎつね座~

6月 1st, 2022 Permalink

こぎつね座のM27(あれい状星雲)は、その形が「鉄あれい」に似ていることからこう呼ばれています。 見かけの大き […]

こぎつね座のM27(あれい状星雲)は、その形が「鉄あれい」に似ていることからこう呼ばれています。
見かけの大きさが月の約1/4もあり、惑星状星雲としては最も大きいものです。
赤と緑色が組み合わさったような感じでカラフルできれいです。

 

《撮影データ》
2022年5月28日
R200SS+コマコレPH+ASI533MC Pro(-10℃) /NGS1フィルター/SX2赤道儀+ASI122MM-mini+ステラショット2(オートガイド+撮像)
GAIN:402/60秒×23コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:8コマ/フラット補正:なし