ゆすはら座は、1948(昭和23)年に建設され、1995(平成7)年に移転復元されたものです。
高知県下では唯一の木造の芝居小屋です。
大正時代の和洋折衷様式を取り入れた建造物で、モダンな外観、花道とつながった舞台、2階の桟敷席、天井の木目の美しさなどに特徴があります。
とくに和洋折衷の天井の美しさに、隈研吾さんは木造建築のよさを見出したのではないでしょうか。
芝居や歌舞伎、映画上映など住民の娯楽の殿堂として親しまれてきたようです。
お気に入りの場所に行き,自然や歴史・文化に親しみ,旅と写真を楽しみたい!
6月11日~12日、高知に所用で出かけました。
行き帰りに少し時間があったので1日目は梼原(高知県)に、2日目は内子(愛媛県)に立ち寄りました。
まず梼原から。
梼原町は高知県の北西部、四万十川の上流域にあり、四国山地の山間にある小さな町で、9割が森林という自然豊かなところです。
北には日本三大カルストの一つ、四国カルストがあります。
幕末に坂本龍馬が脱藩した道も残っています。
梼原といえば、新国立競技場を建築デザインした隈研吾さんが設計した建造物(総合庁舎、雲の上のホテル、図書館、まちの駅ほか)がいくつかあります。
森林に囲まれた町に溶け込んでいます。
隈研吾さんが設計した梼原町総合庁舎
ゆすはら座(1948年に建てられた芝居小屋。隈研吾さんは、これを見て木の良さを見出したらしい)
隈研吾ミュージアム(歴史民俗資料館の隣にある)
神幸橋は三嶋神社の参道橋になっている