北アメリカ星雲(NGC7000)

5月23日、「マルカリアン・チェーン」を撮影した後、久しぶりにすっきりした星空だったので、はくちょう座の「北アメリカ星雲(NGC7000)」を撮ることにしました。
ただ、Darkファイルにもアンプグローノイズが発生していたため、Dark補正ができませんでした。加えて、15コマしか撮っていなかったのでノイジーな画像になってしまいました。
これから夏の銀河や星雲を撮れるチャンスなので楽しみです。
たちまちは、ホタル撮影かな!

 


《撮影データ》
撮影日:2023年5月24日
赤道儀:SX2
撮影機材:71FL+×CBPフィルター+×0.72レデューサー+ASI294MC Pro(冷却:0℃)
オートガイド:ASI120MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ
ASIAIR-Proでコントロール
GAIN:120/60秒×15コマの加算平均コンポジット
画像処理:ステライメージ9

ばら咲く街(福山市ばら公園)・スマホ画像

福山市の「ばら公園」の近くに行く用事があり、ちょっとだけ時間が空いたので「ばら公園」に行ってみることにした(5月24日)。
ばらが咲く時季に来たのは初めてだ。
27日、28日の「ばら祭り」を控えて、手入れがされていた。
様々な種類のばらが咲いていてとても華やかだ。
例年より早いか遅いのかわからないが、1割程度は萎びた感じになっており、1週間ぐらい前が良かったのかもしれない。
この時季、市内各所にばらが咲いていて和みます。

 

 




マルカリアン・チェーン(系外銀河・おとめ座)②

マルカリアン・チェーンを機材を換えて撮影しました。
ASIAIR Proを使ってSX2赤道儀を操作することをやったことがなかったので試してみました。
71FL+×0.72レデューサー+CBPフィルター+ASI294MC Pro(576mm相当)の組み合わせで撮影しましたが、アンプグローノイズが発生し、Darkファイルで補正ができず、少しノイズが残ってしまいました。
アンプグローノイズが出ないASI533MC Proを使った方が良さそうです。

 


《撮影データ》
撮影日:2023年5月23日

赤道儀:SX2
撮影機材:71FL+×CBPフィルター+×0.72レデューサー+ASI294MC Pro(冷却:0℃)
オートガイド:ASI120MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ
ASIAIR-Proでコントロール
GAIN:120/180秒×24コマの加算平均コンポジット
画像処理:ステライメージ9

マルカリアン・チェーン(系外銀河・おとめ座)①

いろいろ事情があって久々の投稿です。
今回、新たなシステムを導入したのでテスト撮影を行いました。
SkywatcherのStar Adventure Gti60ED+×0.7レデューサー+ASI533MC Pro(焦点距離:約660mm相当)を搭載して、ASIAIR Proでコントロールしてのお試しです。
ASIAIR-PROをほとんど使ったことがなかったので何回か練習して、何とか操作できるようになって撮影できるようになりました。
焦点距離が短めなので、画角に収まりやすい、おとめ座の「マルカリアン・チェーン」を選択しました。
小さめな銀河が鎖状に連なっていて、この時期人気の撮影対象です。
660mm相当で180秒でブレがないのでオートガイドの精度もまずまずです。
ただ、撮影途中にアリガタプレートと鏡筒バンドを接続するネジが緩んでいたため星像が流れ、コンポジットに使えたのは20コマ中11コマだけでした。
露光不足のためかなり明るさ調整をしたのでノイズが目立ちます。

手軽に使える赤道儀なので出番が増えそうです。

 


《撮影データ》
撮影日:2023年5月16日
赤道儀:Star Adventure Gti
撮影機材:60ED+×QBPフィルター+0.7レデューサー+ASI533MC Pro(冷却-10℃)
オートガイド:ASI120MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ
ASIAIR-Proで制御
GAIN:120/180秒×11コマの加算平均コンポジット ダーク補正あり