久々の天体写真(2)~回転花火銀河(M101)

5月4日に撮影した、もう一つの銀河がおおぐま座の「回転花火銀河」(M101)です。
月齢6.4の月明かりとPM2.5などの影響があり、星像が滲み、ボヤーとした画像になっています。さらに撮像コマ数も少なかったのでノイジーです。
いい条件の時にリベンジします。

《撮影データ》
2025年5月4日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:420 80秒×25コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり
/トリミングあり

久々の天体写真(1)~子持ち銀河(M51)

5か月ぶりの天体写真です。
冬の寒さと多忙のため撮影ができませんでした。
月明かりと光害の影響が少なく、空の状態が比較的よかったのは北天~天頂付近だったので、北斗七星あたりのM51(子持ち銀河)M101(回転花火銀河)を撮影。
雲はほとんど無かったのですが、月齢6.4の月明かりとPM2.5の影響があり、星像が滲み、ボヤーとした画像になっています。
まずは、M51です。

《撮影データ》
2025年5月4日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:400 60秒×40コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり
/トリミングあり

M33(さんかく座渦巻銀河)

天体写真の撮影は、ペルセウス座流星群以来3か月ぶりです。
とにかく雲がある日が多くて撮影チャンスに恵まれませんでした。
ようやく撮影チャンスが来ました。
狙ったのが、さんかく座の渦巻銀河(M33)です。
久々の撮影だったのでミスの連発で結果はさっぱりでした。
オートガイドも不調で約30コマ撮影しましたが、何とかコンポジットに使えたのが13コマでした。
なのでノイジーです。
近々にリベンジしたいと思います。

 


《撮影データ》
2024年11月21日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:420 65秒×13コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり

春の銀河~M81&M82(おおぐま座)~

二つ目に撮影したのが、おおぐま座のM81(渦巻銀河)とM82(不規則銀河)です。
M81は、見かけの大きさが満月ぐらいある大型の銀河です。
M82は、M81に近いためスターバーストという現象を起こしたとされ、外側に向かって水素を噴き出していますが、この画像では不明瞭です。
オートガイドが不調だったので次回リベンジしたいと思います。
左がM81で、右がM82です。

 

《撮影データ》
2024年5月4日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+コマコレクターPH+ASI294MC-Pro(冷却:0度)/NGS-1フィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒GAIN:400/120秒×10コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり