Category: 銀河

M33(さんかく座渦巻銀河)

11月 23rd, 2024 Permalink

天体写真の撮影は、ペルセウス座流星群以来3か月ぶりです。 とにかく雲がある日が多くて撮影チャンスに恵まれません […]

天体写真の撮影は、ペルセウス座流星群以来3か月ぶりです。
とにかく雲がある日が多くて撮影チャンスに恵まれませんでした。
ようやく撮影チャンスが来ました。
狙ったのが、さんかく座の渦巻銀河(M33)です。
久々の撮影だったのでミスの連発で結果はさっぱりでした。
オートガイドも不調で約30コマ撮影しましたが、何とかコンポジットに使えたのが13コマでした。
なのでノイジーです。
近々にリベンジしたいと思います。

 


《撮影データ》
2024年11月21日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:420 65秒×13コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり

春の銀河~M81&M82(おおぐま座)~

5月 6th, 2024 Permalink

二つ目に撮影したのが、おおぐま座のM81(渦巻銀河)とM82(不規則銀河)です。 M81は、見かけの大きさが満 […]

二つ目に撮影したのが、おおぐま座のM81(渦巻銀河)とM82(不規則銀河)です。
M81は、見かけの大きさが満月ぐらいある大型の銀河です。
M82は、M81に近いためスターバーストという現象を起こしたとされ、外側に向かって水素を噴き出していますが、この画像では不明瞭です。
オートガイドが不調だったので次回リベンジしたいと思います。
左がM81で、右がM82です。

 

《撮影データ》
2024年5月4日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+コマコレクターPH+ASI294MC-Pro(冷却:0度)/NGS-1フィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒GAIN:400/120秒×10コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり

春の銀河~M101(渦巻銀河)~

5月 6th, 2024 Permalink

GW中に一度は撮影したいと思っていたところ、5月4日撮影チャンスがやってきました。 この日は、友人が赤道儀を購 […]

GW中に一度は撮影したいと思っていたところ、5月4日撮影チャンスがやってきました。
この日は、友人が赤道儀を購入したので、赤道儀の操作についてサポートをしながらその合間に撮影。
正味の撮影時間が1時間半ぐらいしかなかったので、短時間でM101とM81&M82の二つを撮影しました。
コマ数が稼げなかったのでとてもノイジーです。
まずは、おおぐま座のM101(渦巻銀河)です。

 


《撮影データ》
2024年5月4日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+コマコレクターPH+ASI294MC-Pro(冷却:0度)/NGS-1フィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒GAIN:400/128秒×15コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり

M101&超新星「SN2023ixf」~参考&星図追加~

6月 16th, 2023 Permalink

梅雨の晴れ間があれば、おおぐま座のM101(回転花火銀河)のしっぽあたりに現れた超新星「SN2023ixf」を […]

梅雨の晴れ間があれば、おおぐま座のM101(回転花火銀河)のしっぽあたりに現れた超新星「SN2023ixf」を撮りたいと思っていた。
台風一過?、6月3日そのチャンスが訪れた。
「SN2023ixf」は、山形県の板垣公一さんが5月19日に発見した。
M101(回転花火銀河)は、2100万光年の近距離にあることから約8等と明るく、見かけサイズが大きく、美しいことから天文ファンに人気の天体だ。
過去に4度の超新星出現が記録されている。

超新星は星の名ではなく、現象を表す。恒星が崩壊し、星全体を吹き飛ばすような爆発を起こすことで、「超新星爆発」とも呼ばれている。新しい星が現れたかのように明るく輝くので、「超新星」と呼ぶ。肉眼で見えた「超新星」は、過去2000年間に8回ほどしかない。
「SN 2023ixf」が発見されて2週間ほど経つが、まだ青白く輝いている。いつかは消えて、後に生まれる恒星の材料になるのだろうか?
比較のために、2023年3月14日に撮影したM101を掲載しておく。3月14日時点では確認できない。

【参考】渦巻銀河M101で輝く超新星「SN 2023ixf」マウナケア山の望遠鏡で撮影 | sorae 宇宙へのポータルサイトより

 

《撮影データ》
撮影日:2023年6月3
R200SS+CometBP
フィルター+エクステンダーPH+ASI533MCーPro(冷却:0℃)
SX2赤道儀+ASIAIR-PROでコントロール
オートガイド:ASI122MMーmini+30mm F4ミニガイドスコープ
ライブスタック撮影:GAIN240/30秒×59コマの加算平均コンポジット(ダーク補正あり)/画像処理:ステライメージ9



《撮影日》2023年3月14日


【星図】おおぐま座のM101(回転花火銀河)