Category: 部分日食

6月21日 部分日食

6月 22nd, 2020 Permalink

待ちに待った部分日食でしたが,まとわりつくような雲に悩まされ続けました。 雲量予報では,16時以降雲が晴れそう […]

待ちに待った部分日食でしたが,まとわりつくような雲に悩まされ続けました。
雲量予報では,16時以降雲が晴れそうでしたが,雲が晴れたのは食の終わり20分前頃でした。
とりあえず,6コマを選んで時系列で並べてみました(1~3枚目まではカメラの時刻が合っていませんでした)。
ほとんどが雲でぼかされたような太陽ですが,何とか欠け具合はわかります。
写友2人と合流し,写真談義や世間話をしながら撮影し,2時間が短く感じられました。

一部画像を入れ替えました。

 


16:19

 


16:42?

 


17:03

 


17:35

 


17:51

 

18:05


《撮影データ》

2020,6.21
71FL+絞り+F-AFアダプター×1.7+K-70(1020mm相当) 鏡筒先端にステップアップリング(72-77mm)+減光フィルター(マルミ DHG ND-100000 77mm) ISO1600 1/400秒~ISO400 1/800秒~ISO200 1/640秒

黒点がない!?

6月 17th, 2020 Permalink

部分日食に備えてテスト撮影。 71FLかED100sfか迷った挙げ句,使い慣れた71FLで部分日食の撮影をする […]

部分日食に備えてテスト撮影。
71FLかED100sfか迷った挙げ句,使い慣れた71FLで部分日食の撮影をするつもりでテスト撮影を行いました。
ところが,黒点が写ってないんです。露出を変えても写りません。黒点がないんでしょうか!?
三脚固定で撮影しましたが,課題は赤道儀を使うかどうかです。

太陽の黒点について宇宙天気予報センターのデータを見ると,ゼロになっていました(6/16)。
こういうことってあるんですね。

 


《撮影データ》
2020,6.16
71FL+絞り+F-AFアダプター×1.7+K-70(1020mm相当) ISO100 上:1/1600秒 -0.7 下:1/1000秒 -0.3 鏡筒先端にステップアップリング(72-77mm)+減光フィルター(マルミ DHG ND-100000 77mm)

日食撮影用減光フィルターの作成

6月 13th, 2020 Permalink

6月21日の部分日食撮影に備えて減光フィルターを作成。 拡大撮影には71FLを使うか,ED100sfを使うか迷 […]

6月21日の部分日食撮影に備えて減光フィルターを作成。
拡大撮影には71FLを使うか,ED100sfを使うか迷っていますが,ED100sfには減光フィルターがないので作成しました。
口径10cmのハードフィルターはあるかどうかわかりませんが,あっても高価だと思うので以前購入していたBADDER社製の「アストロソーラー太陽フィルターシート」(当時2,800円で購入)で作成。現在は,天文ショップで3,800円程度(眼視・撮影兼用,ND5:減光率1/100000,セミA4)で販売されています。
作り方は,ブログ「ほんで次のキャンプは・・・」ソーラーフィルターの作り方があったので参考にしました。
ペラペラのシートなのでしわが出てしまいました(撮影には影響が無いと思います)。
実際に使用する際は,小さな穴が開いてないかチェックする必要があります。

 

ED100sf+減光フィルター

 


左:以前作成した望遠レンズ用/右:ED100sf用

6.21部分日食シミュレーション

6月 11th, 2020 Permalink

6月21日(日)夕方,部分日食があります。 梅雨時なので撮れるかどうかわかりませんが,準備は怠りなくしておきた […]

6月21日(日)夕方部分日食があります。
梅雨時なので撮れるかどうかわかりませんが,準備は怠りなくしておきたいと思います。

前回(2019年12月26日),前々回(2019年1月6日)とも天候に恵まれなかったので,今回こそは撮りたいと思っていますが・・・。
今回は夕方なので西の空が開けたところで,撮影ポイントをリサーチしたいと思います。
観測地によって食の始まり・食の最大・食の終わりの時間が若干違うので国立天文台のHPで「日食各地予報」で時間を確認しておくことが必要です。

参考のために福山市での時間とシミュレーション画像を掲載しておきます。

食の始まり  16:03(高度:38.2度)
食の最大   17:09(高度:24.7度)
食の終わり  18:08(高度:13.1度)

ステラナビゲーターでシミュレーション(10分間隔)してみると,こんな感じになります(太陽は実サイズではありません)。

 

広角レンズによるインターバル撮影と望遠レンズ(望遠鏡)による拡大撮影を予定しています。
できたら赤道儀が使えないかと思っていますが,昼間の極軸合わせが課題です。
屈折望遠鏡を使って日食を撮影したことがないのでテスト撮影をして準備をしていこうと思っています。
太陽の撮影は大変危険を伴います。注意事項については,国立天文台の2012年金環日食に掲載されています。

減光フィルター(D5:1/100000)は必携です。
光学ファインダーを絶対見てはいけません。

《参考1》部分日食特集(アストロアーツ)
アストロアーツのHPに「部分日食特集」が掲載されているので参考になります。

参考2》日食関連アプリ
ビクセンから日食関連の無料アプリが出ています。日食のイメージやインターバル撮影のシミュレーションの参考になります。
Solar BookInterval Bookです。