広島2日目,原爆ドームで撮影した後,旧広島市民球場跡地にある「勝鯉の森」を訪れました。
ここには先日亡くなられた,衣笠祥雄さんの2215試合連続試合出場の顕彰碑や,カープリーグ優勝,初の日本シリーズ優勝記念碑があります。
一番の目的は,衣笠祥雄さんの顕彰碑を訪れることでした。
碑の前には花が供えられ,ひっきりなしにファンが訪れていました。
1979年8月,巨人戦で西本投手のデッドボールで肩を骨折するも,翌日代打で出場し,フルスイングで3球三振。
試合後,「1つ目はファンのため,2つ目は自分のため,3つ目は西本君のため」というコメントを残した。
また,1979年の日本シリーズ第7戦,9回無死満塁のピンチを背負い,投手交代の準備の動きを見て,江夏投手は冷静さを失う。
それを察した衣笠選手は江夏投手のもとに行き,声かけをした。江夏投手は,衣笠選手の笑顔と白い歯を見て,冷静さを取り戻し,最後近鉄の石渡を三振に仕留め,カープは初の日本一に輝いた。
衣笠選手のレリーフを見ると,さまざまな秘話や功績が思い出されます。
いつまでも心に残る野球選手です。