撮影当日の天気予報は晴れ。
昼間だとイチョウの葉がテカるだろうと思い,日の出直後のやわらかな光線の中で撮影しました。
イチョウの樹の周りには杉の木があり,太陽の光線を和らげてくれます。
3枚目は,ちょっと遊んでみました。
お気に入りの場所に行き,自然や歴史・文化に親しみ,旅と写真を楽しみたい!
モミジやカエデの紅葉は見頃を過ぎましたが,イチョウの紅葉があることを知り,菩提寺(岡山県勝田郡奈義町)に出かけました。
菩提寺は浄土宗知恩院派の寺院で,浄土宗の開祖・法然上人が修行をした寺として知られています。
那岐山の中腹(標高600m)にあり,室町時代に兵火にあい,本堂のみ現存しています。
境内には樹齢900年を超える大イチョウ(樹高45m,幹周り12m)があり,国の天然記念物に指定されています。
法然上人が幼少の頃,菩提寺に修行に向かう途中,麓にあったイチョウの枝を持ち込み,挿したものといわれています。
幹が幾本にも分かれ,鍾乳石のような乳垂れ状の枝も伸びていて迫力を感じます。