旅好き！　写真好き！ ～撮りある記～

昨日19日，ＮＨＫのＢＳプレミアム「アインシュタインの眼～穂高連峰・色彩の物語」（再放送：11/23　17:00～17:44）で穂高連峰・涸沢の紅葉のメカニズムをやってました。
ナナカマドの赤，ダケカンバの黄，ハイマツの緑が見事なコントラストをなしています。
０度以下にならない冷え込みと紫外線，ほどよい湿度と地形などの絶妙な条件により見事な紅葉となります。気温が下がってくると，クロロフィルという緑の色素が分解して減少し，高山の強い紫外線によってアントシアニンという赤の色素が増えてきます。
現地での１か月にわたる取材と，東京大学の研究所での実験も交えての内容で実に興味深く見ました。
番組を見ながら，ブログの更新を思い立ち，ちょうど１年前の仏通寺（三原市高坂町）の紅葉の写真をアップロードします。
昨年より少し遅れるかと思いましたが，ほぼ昨年並みのようです。

 
巨蠎（きょもう）橋と紅葉

 
巨蠎橋からの紅葉

山門前のモミジ

 
茶屋前のモミジ     　2010年11月20日撮影
穂高連峰・涸沢の紅葉写真は，鎌田則雄氏のＨＰ（http://izanaikamada.web.fc2.com/kouyo.htm）をご覧下さい。
仏通寺のＨＰは，http://www.buttsuji.or.jp です。

第５弾，最終回も京都の紅葉で，詩仙堂と銀閣寺です。
詩仙堂は前回紹介した圓光寺より少し南にあり，曹洞宗の寺院です。

銀閣寺は室町幕府８代将軍・足利義政が1482年造営開始した，臨済宗の寺院です。
世界文化遺産にも登録され，教科書でもお馴染みの寺院です。

 
詩仙堂の紅葉
モミジの朱とサツキ？の緑とのコントラストが見事です。

 
燃える紅葉（詩仙堂）
午後の日射しに映え，”燃えるモミジ”といった感です。

詩仙堂の紅葉

 
銀閣寺の紅葉（2010,11.20撮影）
陽がだいぶ西に傾いた頃に撮ったもので，観音殿屋根の桧皮の茶黒とモミジの赤のコントラストはしっとり感があります。
主に京都の紅葉を紹介しましたが，滋賀県にもすばらしい紅葉スポットがあります。湖東三山といわれる西明寺・金剛輪寺・百済寺と永源寺です。　西明寺はまだ行けていませんが，ほかは一度訪れています。しかし，天候に恵まれなかったので，次の機会には金剛輪寺と永源寺には是非行きたいと思っています。

第４弾も京都で，洛東の一乗寺にある圓光寺の紅葉です。
叡山電鉄の一乗寺駅から東へ15分ほどの場所にある臨済宗の寺院です。 １６０１（慶長１）年に徳川家康が建立した寺院です。
「十牛の庭」のモミジと苔やつつじの緑とのコントラストは見事です。

  「十牛の庭」の紅葉（圓光寺）　　2010,11.20撮影

  「十牛の庭」のモミジ（圓光寺）　　2010,11.20撮影

深紅に染まるモミジ（圓光寺・十牛の庭）
2010,11.20撮影

第３弾は，京都の常寂光寺・真如堂・光明寺と叡山電鉄です。
常寂光寺・真如堂・光明寺はいずれも京都では有名な紅葉スポットです。土・日は観光客でとても混雑するので平日がベターですが，なかなか平日には行けません。したがって，開門と同時に入らないと，思うような写真は撮れません。光明寺は，30分ぐらい前に行ったら，すでに50人ぐらいが並んでしました。
叡山電鉄は，紅葉シーズンにモミジのトンネルを電車が通ることで有名です。線路脇からの撮影は禁止されているので，二ノ瀬駅のモミジと電車を入れて撮りました。

常寂光寺・仁王門の紅葉（2008,11.23撮影）
嵯峨野を代表する紅葉の名所です。仁王門からの石段は見事なモミジのトンネルとなります。

真如堂の紅葉（208,11.29撮影）
真如堂は天台宗の古刹で，銀閣寺と平安神宮を結ぶ線上の中ほどにあります。
本堂の裏手には艶やかなモミジがあります。

光明寺「もみじ参道」の紅葉（2009,11.24撮影）
京都の西山にある浄土宗の寺院で，2009年にＪＲのポスターに紅葉風景が紹介されて一躍有名となりました。
総門を抜けて，左手の道に進むと，「もみじ参道」とよばれるモミジのトンネルがあります。

  光明寺「もみじ参道」の紅葉（2009.1124撮影）
深紅のモミジが見事です。

  ライトアップされたモミジと叡電（叡山電鉄・二ノ瀬駅）　　2009.11.23撮影
出町柳と鞍馬駅を結ぶ叡山電鉄・鞍馬線の二ノ瀬駅には見事なモミジがあり，ライトアップされています。
市原～二ノ瀬駅間にはモミジのトンネルがあり，夜間はライトアップされるため，臨時便も運行されます。