今回の皆既月食の撮影は,2台体制で臨み,1台はインターバル撮影に初チャレンジしました。
露出はオートにしようか,マニュアルにしようか,迷った末マニュアルにしたのですが,途中雲もかかり,後半は露出オーバーとなり,失敗に終わりました。
福山市内海町で撮影しましたが,対岸には阿伏兎観音がありますが,前撮りが間に合わなかったので見えません。
初めてのインターバル撮影は,散々の結果に終わりました。
もう少し勉強して,経験を重ね,来年の4月4日にリベンジしたいと思います。
待ちに待った皆既月食の日が訪れ,前々からロケハンしていたポイントへ。
何とか部分食が始まる時間に間に合い,急いでカメラをセッティング。今回は,1台はインターバル撮影を,もう1台は望遠での拡大撮影を行いました。
最初の1時間ほどは,雲もなく順調に撮影できましたが,まもなく雲が広がり,赤銅色になる頃は最悪の状況になってしまいました。
その後,しだいに雲が消え,終盤は再び撮影することできました。
露出がアンダー気味なのが反省点です。
1回目は,望遠での拡大写真を掲載します。
18:20
20:28
21:08
21:32
《撮影データ》
BORG 45EDⅡ+D5300(455mm相当)→トリミング
まもなく3年ぶりの皆既月食が見られます(10月8日)。皆既月食は,太陽-地球-月が一直線に並び,月が地球の本影の中に完全に入り込む現象で,
普段見られない赤銅色の月を見ることができます。
前回,初めて皆既月食を撮影し,刻々と変わる月の表情に魅了されました。
平日の夕方のため職場に近い場所で撮影しようと考えており,事前にシミュレーションしておきたいと思います。
天気がよければ,3年前のような月食が見られると思います。
福山市での月食予報は,次のとおりです。
○部分食の始まり 18h14.5m
○皆既食の始まり 19h24.6m
○食の最大 19h54.6m
○皆既食の終わり 20h24.5m
○部分食の終わり 21h34.7m
皆既月食に関する情報 →国立天文台 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/lunar-eclipse.html
Astro Arts http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2014/10/08b/index-j.shtml
下の3枚の写真は,3年前(2011年12月10日)に撮影した皆既月食の写真です。
2011京都・滋賀紅葉シリーズは一時中断して,”師走の天体ショー”である皆既月食の写真を紹介します。
皆既月食の撮影に初めてチャレンジしました。今回は条件がいいということで是非撮影しようと思い,2~3日前から撮影ポイントの選定も含め準備をしました。
なにせ初めてだったもので,準備不足も含め納得のいく写真は撮れませんでした。
とくに月の明るさがめまぐるしく変わるので,シャッタースピード・絞り・感度・+-補正など,こまめに変えて撮影するのは大変でした。また,気温0度の中,約3時間半の撮影時間は寒さとのたたかいでもありました。
次の皆既月食は3年後,次回は失敗のないように,少しでも納得のいく写真が撮りたいと思います。
撮影機材:Nikon D5000+300mm+テレコン×1.4(630mm相当)
撮影データ:マニュアル撮影(スポット測光,f8~f5.6,1/250~1.3秒,ISO200~1600,補正0段~+0.7~-1.0段)
撮影地:福山市北部