Category: 星雲・星団

M101「回転花火銀河」

4月 18th, 2020 Permalink

M101(7.5等級)は,おおぐま座にあり,北斗七星の柄の先端付近にある大型の渦巻銀河です。 渦巻の腕がよくわ […]

M101(7.5等級)は,おおぐま座にあり,北斗七星の柄の先端付近にある大型の渦巻銀河です。
渦巻の腕がよくわかり,回転花火に似ていることから「回転花火銀河」と呼ばれています。

 

【元画像】

 

《撮影データ》
2020,4.14

R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:462 30秒×12コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング


【拡大画像】

 

マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)

4月 17th, 2020 Permalink

前回4月2日に,フルサイズ・デジタル一眼で「マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)」を撮影していますが,シ […]

前回4月2日に,フルサイズ・デジタル一眼で「マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)」を撮影していますが,シーイングが悪く,きれいに撮れませんでした。
今回は,CMOSカメラで撮影してみました。
シーイングもそんなに悪くなかったので,まあ何とか見られるレベルに撮れました。

「マルカニアン・チェーン」は,おうし座にあり,小さめの銀河が連なっています。その中心にある大きめの銀河がM84(右上)M86(その左下)です。どちらも渦巻構造のないレンズ状銀河なのでにじんだ星のように見えます。

 



《撮影データ》
2020,4.14
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:414 30秒×15コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング

M64「黒目銀河」~初オートガイド撮影

4月 16th, 2020 Permalink

ステラショット2で,2回ほどオートガイド撮影に挑戦するも,ガスがかかっていて失敗の連続でしたが,3回目にしてや […]

ステラショット2で,2回ほどオートガイド撮影に挑戦するも,ガスがかかっていて失敗の連続でしたが,3回目にしてやっと初オートガイド撮影に成功しました。
当日はほとんどガスがかかってなくて,数個の星を拾ってキャリブレーションに成功し,オートガイドがすんなり始まりました。
試しに撮影したのが,M64「黒目銀河」です。黒目のように見えることからこのように呼ばれています。
かみのけ座にある渦巻銀河(8.5等級)です。
露光時間がまだ90秒ぐらいなので,どの程度までオートガイドができるか試してみたいと思います。
当日苦戦したのが,GearBoxとCMOSカメラとの接続です。バージョンアップしても接続が不調だったのでPC直結で撮影しました。
今のところ,原因がわかりません。

 

【元画像】

《撮影データ》
2020,4.14
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM Mini(オートガイド撮影) GAIN:255 90秒×13コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング


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春の星雲(3/3)~マルカニアンの銀河鎖

4月 10th, 2020 Permalink

春の星雲の3枚目は,おとめ座の「マルカニアンの銀河鎖(マルカニアン・チェーン)」です。 おとめ座~かみのけ座に […]

春の星雲の3枚目は,おとめ座の「マルカニアンの銀河鎖(マルカニアン・チェーン)」です。
おとめ座~かみのけ座には多くの銀河が密集しています。
一つひとつの銀河は見かけは大きくありませんが,銀河が鎖状に連なっていて撮り甲斐があります。
比較的大きめなのがM84M86です(どちらもレンズ状銀河)。
撮影当日は,ガスっていて元画像が悪く,画像処理してもパッとしません。

 


《撮影データ》
2020,4.2
R200SS+コマコレPH+D750(HKIR) NGS1フィルター ISO2000 30秒×16コマの加算平均コンポジット 画像処理+トリミングあり