Category: 星雲・星団

初撮り! 干潟星雲&三裂星雲

5月 29th, 2020 Permalink

昨夜,スワン彗星を撮ろうと近場に出かけましたが,ミスって撮ることができませんでした。 星果なしで帰るのは虚しい […]

昨夜,スワン彗星を撮ろうと近場に出かけましたが,ミスって撮ることができませんでした。
星果なしで帰るのは虚しいので少し粘って,おとめ座銀河団,北アメリカ星雲,サドル付近の散光星雲群,干潟星雲&三裂星雲を撮影して帰りました。
時系列では逆になりますが,まずはいて座干潟星雲(M8)&三裂星雲(M20)です。上が三裂星雲,下が干潟星雲です。
深夜,いて座が東から昇って高度が高くなってきましたが,南~南東方向に市街地があり,空が明るくなっていました。
なので光害カットフィルターを装着して撮影しましたが,色かぶりがひどく,補正しきれず濁った印象です。
20cm鏡筒で狙ってみたいですね。

 

 


《撮影データ》
2020,5.29
71FL+RD+D5500(HKIR)=432mm F4 SX2赤道儀(追尾撮影) ISO3200 35秒×14コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正:なし) レデューサー先端にQBPフィルター装着

サドル付近の散光星雲群(はくちょう座)

5月 16th, 2020 Permalink

スワン彗星の撮影までの待ち時間に撮影した,はくちょう座のサドル付近の散光星雲群です。 薄雲がかかり,月明かりあ […]

スワン彗星の撮影までの待ち時間に撮影した,はくちょう座のサドル付近の散光星雲群です。
薄雲がかかり,月明かりありの状態だったので画像処理しても低レベルの画像に(元画像が悪いのでどうやってもダメです)。
色かぶりと周辺減光を処理できませんでした。
比較のために1年前の画像(下の画像)と比べてみました。
空の条件がいい時に撮影したい対象天体です。

 

《撮影データ》
2020,5.13
71FL+RD+D750(HKIR)=288mm F4 LPS-P2フィルター SX2赤道儀+ASI120mm-mini+ステラショット2(ガイド撮影) ISO3200 30秒×10コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正:なし) トリミングあり


【1年前の画像】


《撮影データ》
2019,5.24
D800+L-Pro+SAMYANG135mm F3.2 ISO800 90秒×12コマのコンポジット(加算平均) Skymemos追尾撮影(恒星時) 周辺部をトリミング 画像処理あり ダーク補正/フラット補正なし

M106~モノクロになってしまった!

5月 10th, 2020 Permalink

ASI AIR PROで初撮りに挑戦するも,なぜかモノクロになってしまいました。 初めての操作だったのでアイコ […]

ASI AIR PROで初撮りに挑戦するも,なぜかモノクロになってしまいました。
初めての操作だったのでアイコンをいろいろクリックするうちに,モノクロ撮影?のアイコンを押してしまっていたのかもしれません(次回撮影時にチェックしたい)。
お試しにM61,M65,M106の3天体を撮影しましたが,まあ何とか見られるのはM106でした。
M106は,りょうけん座にある大型の渦巻銀河(北斗七星のひしゃくの近く)で,中心部にブラックホールがあることがわかっています。
アプリは英語版で,タブレットでの操作はパソコンに比べるとやりにくいです。操作に慣れるまでには時間がかかりそうです。

 


《撮影データ》
2020,4.30
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM Mini+ASI AIR PRO(ガイド撮影
)50秒×30コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正なし) 若干のトリミングあり

M61(渦巻銀河)

5月 3rd, 2020 Permalink

ED100sf+ASI294MCの直焦点で撮影した3枚目は,おとめ座のM61(渦巻銀河)です。 おとめ座とかみ […]

ED100sf+ASI294MCの直焦点で撮影した3枚目は,おとめ座M61(渦巻銀河)です。
おとめ座とかみのけ座の境にある銀河密集地帯からは少し離れた位置にあります。
9.3等級と暗めで,見かけの大きさも小さめです。

 

《撮影データ》
2020,5.1
ED100sf+ASI294MC(1800mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM Mini+ステラショット2(オートガイド撮影) GAIN:420 50秒×12コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正なし)