M45(プレアデス星団)

前回,PHD2のオートガイドの初挑戦に失敗したので,改めて再挑戦。
写友のアドバイスもあり,何とかオートガイドに成功!
PHD2のオートガイドでの撮影はせず,いつものステラショットのオートガイドで,M45(プレアデス星団)M43(オリオン大星雲)NGC2237-9(ばら星雲)を撮影しました。
始めにM45を撮影しましたが,オートガイドが安定しなかったのでたった7コマのコンポジットの画像です。

 


《撮影データ》
2020,12.5
R200SS+コマコレPH+Heuib-Ⅱフィルター  ASI294MC QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+ステラショット2(オートガイド) ゲイン:300  100秒×7コマの加算平均コンポジット 
周囲の一部をトリミング

まもなく「ふたご座流星群」の極大に!

まもなく三大流星群の一つである「ふたご座流星群」の極大を迎えます。
今回は、極大日時が12月14日の午前10時。この時間に流星は観測できないので13日の宵~14日の明け方、または12日の宵~13日の明け方が好機となります(13~14日がベター)。
ふたご座が高度を上げてくるに従って流星の出現が多くなります(20時頃から観測できる)。
今年は月明かりの影響がないので絶好の条件です。

昨年は月明かりに悩まされましたが、それでも明るい流星を撮ることができました。
過去分(2019、2018年)の画像は、下記アドレスで見ることができます。

(http://phototraveler.sakura.ne.jp/wordpress/category/%e3%81%b5%e3%81%9f%e3%81%94%e5%ba%a7%e6%b5%81%e6%98%9f%e7%be%a4/)
1時間に最大で20個程度見られると予想されています(街明かりの影響によって数は変わります)。
下の星図は、12月14日0時のふたご座の位置です(♯が放射点)。

 

M33渦巻銀河

PHD2のオートガイドに初挑戦するも失敗! 原因不明がわからない。
何も星果なく終わるのはむなしいので、ステラショットでM33(渦巻銀河)を撮影。
こちらも110秒程度でも星が流れる始末。
コンポジットできたのは20コマ中9コマ(フラット補正もやってないので周辺減光もひどい)。
せめてもの救いは、多少色合いが出せた程度。
月明りがないときに、再度挑戦したみたいと思います。

 


《撮影データ》
2020,12.2
R200SS+コマコレPH+Heuib-Ⅱフィルター+
ASI294MC SX2赤道儀(追尾撮影) Gain:328 110秒×9コマの加算平均コンポジット  トリミングあり

M33渦巻銀河(さんかく座)

「アンドロメダ銀河」の次に撮影したのが,さんかく座のM33渦巻銀河です。
アンドロメダ座のすぐ南にあり,「アンドロメダ銀河」に次ぐ大きさと明るさを誇ります。
ただ,銀河の腕に点在する赤い星雲の色が出ていません。
どうしたら出せるのでしょうか。

 


《撮影データ》
2020,11.11
R200SS+コマコレPH+ASI294MC ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ SX2赤道儀+ステラショット2(オートガイド) Gain:360 120秒×19コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり