M106(りょうけん座・渦巻銀河)

昨夜は、久しぶりのスッキリした夜空。
デジイチ+エクステンダーPHでのお試し撮影でM106とM59&M60を撮影しました。
相変わらずオートガイドが安定せず、少ないコマのコンポジットにならざるを得ませんでした。
最初に狙ったのは、りょうけん座のM106(渦巻銀河)です。
M106の中心部には、ブラックホールがあることがわかっています。

 

《撮影データ》
2021,5.9
R200SS+エクステンダーPH+D750(HKIR) QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) ISO:3200 60秒×17コマの加算平均コンポジット ダーク補正:あり  フラット補正:なし 周囲の一部をトリミング

M101(回転花火銀河)

4枚目は,おおぐま座の渦巻銀河M101(回転花火銀河)です。
春の銀河の中では大きな銀河ですが,大気の透明度が撮影状態に大きく左右するようです。
数回撮影をしていますが,春霞の影響もあってきれい撮ることができません。
ざらっとしているのは,ノイズなのか春霞の影響なのか。

 

 

《撮影データ》
2021,4.19
R200ss+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(-10℃) IR/UVカットフィルター装着 QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) Gain:378 120秒×8コマの加算平均コンポジット ダーク補正:あり  フラット補正:あり 周囲の一部をトリミング

M104(ソンブレロ銀河)

3枚目の画像は,おとめ座のM104(ソンブレロ銀河)です。
楕円銀河で形状がソンブレロハットに似ていることから「ソンブレロ銀河」と呼ばれています。
M104単体で撮ろうと思いましたが,右上の方に星がいくつか連なっていたのでそれらの星を入れて撮影してみました。
ただ,ガスが覆っていたせいか,星像がぼてーとしてすっきりとした画像ではありません。

 

《撮影データ》
2021,4.19
R200ss+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(-10℃) IR/UVカットフィルター装着 QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) Gain:360 70秒×16コマの加算平均コンポジット ダーク補正あり 周囲の一部をトリミング

 

M3(球状星団)

球状星団の星がどのように写るのかをチェックするために,りょうけん座のM3(球状星団)を撮影。
球状星団は,星が集まる中心部と周辺部には明暗差があり,中心部が白飛びしやすいので露光が難しい天体です。
今回は試し撮りだったので露光は1段だけで撮影しましたが,やはり中心部は白飛びしました。
問題は,オートガイドが安定しなかったため星像が若干いびつになっています。

 

《撮影データ》
2021,4.19
R200ss+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(-10℃) IR/UVカットフィルター装着 QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) Gain:360 80秒×15コマの加算平均コンポジット ダーク補正あり 周囲の一部をトリミング