流れ星と天の川~ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群をいつ狙うか。
11日頃から低気圧や前線の影響で撮影できないと思い、撮影チャンスは10日しかないと判断し、急遽撮影に出かけました。
雲量予報では少し雲が出そうでしたが、21時頃を過ぎると、雲が晴れていきました。
数は少ないですが、数個の流れ星を観測できました(まだすべてのコマをチェックしていないので何個撮れたかわかりません)。

 



《撮影データ》
2021,8.10 22:21
D750(HKIR)+24mm F2 ISO3200 5秒×2コマの比較明コンポジット

M59&M60(おとめ座・楕円銀河)

2つめの撮影天体は、おとめ座のM59&M60(楕円銀河)です。
おとめ座には銀河密集地帯があり、M59はその中の一つです。
中央やや右にあるのがM59で、中央やや左にある大きめの銀河がM60です。
下の画像には、他にも小さな銀河が4つ写り込んでいます。

 


《撮影データ》
2021,5.9
R200SS+エクステンダーPH+D750(HKIR) QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) ISO:3200 60秒×19コマの加算平均コンポジット ダーク補正:あり  フラット補正:なし 周囲の一部をトリミング

 

M106(りょうけん座・渦巻銀河)

昨夜は、久しぶりのスッキリした夜空。
デジイチ+エクステンダーPHでのお試し撮影でM106とM59&M60を撮影しました。
相変わらずオートガイドが安定せず、少ないコマのコンポジットにならざるを得ませんでした。
最初に狙ったのは、りょうけん座のM106(渦巻銀河)です。
M106の中心部には、ブラックホールがあることがわかっています。

 

《撮影データ》
2021,5.9
R200SS+エクステンダーPH+D750(HKIR) QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) ISO:3200 60秒×17コマの加算平均コンポジット ダーク補正:あり  フラット補正:なし 周囲の一部をトリミング

M101(回転花火銀河)

4枚目は,おおぐま座の渦巻銀河M101(回転花火銀河)です。
春の銀河の中では大きな銀河ですが,大気の透明度が撮影状態に大きく左右するようです。
数回撮影をしていますが,春霞の影響もあってきれい撮ることができません。
ざらっとしているのは,ノイズなのか春霞の影響なのか。

 

 

《撮影データ》
2021,4.19
R200ss+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(-10℃) IR/UVカットフィルター装着 QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) Gain:378 120秒×8コマの加算平均コンポジット ダーク補正:あり  フラット補正:あり 周囲の一部をトリミング