散開星団「プレセペ星団」(M44)

SKYMEMOSに45EDⅡを搭載してどの程度写るのか二度目のお試し撮影です。
前回は,SKYMEMOS+自由雲台+45EDⅡで20秒程度の露光時間で撮影。
今回は,SKYMEMOS+片持ちフォーク式マウント+45EDⅡ(下の写真)で30秒まで撮影できました。
ただ,バランスが悪いのかシャッターブレが起こりやすく,さらに天頂付近の天体はカメラと片持ちフォークが干渉して撮影できません。
改善策を探ってみたいと思いますが,ポタ赤では広角~中望遠ぐらいのカメラ+レンズで星野写真を撮るのがベターなのかもしれません。

 

【元画像】

 


【トリミング画像】

《撮影データ》
2020,3.18
45EDⅡ+レデューサー+D5500(HKIR)342mm ISO1600 SKYMEMOSで追尾撮影 30秒×25コマの加算平均コンポジット 画像処理あり


【SKYMEMOS+45EDⅡ撮影システム】

 

しし座(星座写真)

プレセペ星団の撮影後,45EDⅡで撮影する対象天体が西の空に沈んでしまったので50mm標準レンズで星座写真を撮影しました。
50mmで収まりそうな星座は「しし座」ぐらいしかなかったので狙ってみましたが,あとから現像して星座線を引いてみると,後ろ足が途中で切れていました。

 


《撮影データ》
2020.2.24
ISO800 30秒×20コマの加算平均のコンポジット


【星座絵(しし座)】

散開星団「プレセペ星団」(M44)

23日夜は,久しぶりにすっきりした夜空だったのでポタ赤を持ち出して撮影。
本当は反赤で撮影したかったのですが,長い時間での撮影ができなかったので短時間で準備ができるポタ赤にしました。
45EDⅡ+レデューサーで星雲・星団を撮影したことがなかったのでお試し撮影をしました。
オリオン大星雲を撮りたかったのですが,高度が低かったので諦めて「プレセペ星団」(M44)を狙ってみました。
星の色が思うように出せません。
342mmだと迫力に欠けます。

M44は,かに座にある散開星団で3.1等級と明るく,光害の影響が少ない場所だと,ボヤーとした感じで目視できます。

 

【元画像】


【トリミング画像】


《撮影データ》
2020,2.24
45EDⅡ+レデューサー+D5500(HKIR)342mm ISO1600 Skymemo sで追尾撮影 20秒×18コマの加算平均コンポジット 画像処理あり

冬の星雲・星団(3/3)~プレアデス星団

冬の星雲・星団の最後は,プレアデス星団(M45)です。
プレアデス星団は,おうし座にある散開星団で,肉眼でも6個ほどの星を見ることができます。
『枕草子』の中で「すばる」という名で登場し,昔から「すばる」と呼ばれて親しまれています。

この画像も10コマ程度しか撮影しておらず,コンポジットしましたが,ノイジーです。
次回,リベンジしたいと思います。

 


《撮影データ》
2010,1.18
R200SS+LPR TypeⅡフィルター+コマコレクターPH+ASI294MC SX2赤道儀で追尾撮影 画像処理あり