夏の大三角と「三本の矢」~ペルセウス座流星群(1/3)

ペルセウス座流星群の極大日の8月12日は,雲が多く撮影を断念。
13日の夜中には雲が晴れそうだったので撮影実行。
雲が取れ始めたのは日付が変わってからでした。
極大日は過ぎているので目視できた流星は少なかったのですが,何とかカメラに収めることができました。
「夏の大三角」の中に,3分間に3個出現しています。

 


《撮影データ》
2020,8.14/0:33/0:35/0:36
D750(HKIR)+SIGMA24mm F2.2 ISO3200 10秒×20コマの比較明コンポジット SKYMEMO-S(恒星追尾モード) スターリーナイト(光害カットフィルター) 
雲が多い部分をトリミング

 

ネオワイズ彗星がスゴい!?

長い尾を引いた彗星が撮れるかも。
それがネオワイズ彗星(C/2020 F3)です。

今朝早朝(7/9),北海道でネオワイズ彗星を捉えた画像が,ブログ「Photo Gallery」https://unitec.cocolog-nifty.com/photo_gallery/に掲載されています。
現在は,早朝の高度がかなり低いので中々撮るのは難しいですが,今月中旬からは夜8時頃から撮ることができます。
予測の光度は2~4等級なので肉眼でも観察できるかもしれません(北西方向で北斗七星の下付近)。
そこでシミュレーションしてみました(星図は7月29日20時)。
7月21日が新月なのでその前後が撮影の好機かもしれません。
梅雨が明けてくれているといいのですが・・・。

 

レモン彗星を撮ってみたい!

7月になると,レモン彗星(C/2019 U6)が6等級前後となる予測なのでシミュレーションしてみました。
シミュレーション画像は,7/5~7/23までで,時刻は20時です(星図は7月23日20時)。
7/5は満月ですが,その後は次第に月が小さくなり,彗星の高度は上がっていくので撮影好機になります。
特に7/21には,「おとめ座銀河団」を通過するので撮影チャンスです。
梅雨が明けているといいのですが・・・。

 

6月21日 部分日食

待ちに待った部分日食でしたが,まとわりつくような雲に悩まされ続けました。
雲量予報では,16時以降雲が晴れそうでしたが,雲が晴れたのは食の終わり20分前頃でした。
とりあえず,6コマを選んで時系列で並べてみました(1~3枚目まではカメラの時刻が合っていませんでした)。
ほとんどが雲でぼかされたような太陽ですが,何とか欠け具合はわかります。
写友2人と合流し,写真談義や世間話をしながら撮影し,2時間が短く感じられました。

一部画像を入れ替えました。

 


16:19

 


16:42?

 


17:03

 


17:35

 


17:51

 

18:05


《撮影データ》

2020,6.21
71FL+絞り+F-AFアダプター×1.7+K-70(1020mm相当) 鏡筒先端にステップアップリング(72-77mm)+減光フィルター(マルミ DHG ND-100000 77mm) ISO1600 1/400秒~ISO400 1/800秒~ISO200 1/640秒