M106(渦巻銀河)再現像

昨年4月,ASI AIR PROの初撮りでM106を撮影し,ブログに掲載していましたが,FITS画像をそのままコンポジットしていたのでモノクロ画像になっていました。
ベイヤー・RGB変換をすればカラー画像にできることがわかったので再現像してみました。
M106は,りょうけん座にある大型の渦巻銀河(北斗七星のひしゃくの下付近)で,中心部にブラックホールがあることがわかっています。
明日は,雲量が少なく条件がよさそうなので久しぶりに撮影できるかもしれません。
2台のノートPCをTeamViewerでWifi接続し,庭にある望遠鏡を室内のPCからコントロールしてリモート撮影してみたいと思っています(室内でのリモートはテスト済)。
寒い時期に室内から撮影できると助かります。

 

《撮影データ》
2020,4.30
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM mini+ASI AIR PRO(ガイド撮影
)ゲイン:300 50秒×32コマの加算平均コンポジット

クリスマスツリー星雲&馬頭星雲

年が明けても,寒気が続き,雲の多い天気でしたが,久々雲が少なかったので撮影しました。
馬頭星雲を狙ったのですが,クリスマスツリー星雲(燃える木)の方が目立ちます。
久しぶりの撮影で,準備に手間取り,薄雲もあってオートガイドも安定せず,失敗の連続でダメダメの画像になってしまいました。
近日中にリベンジしたいと思っています。

 


《撮影データ》
2021,1.17
R200SS+コマコレPH+D750(HKIR) SX2赤道儀追尾撮影 ISO1250 65秒×22コマの加算平均コンポジット 周囲の一部をトリミング

ちょっと寂しい”ふたご座流星群”③

三脚固定撮影のカメラには流星は2コマしか写っていませんでした。
そのうち一つは小さめなので,何とか見れるのはこの1コマです。
おうし座のプレアデス星団(すばる)~ペルセウス座あたりを狙っています。
光害カットフィルター(スターリーナイト)を装着しているので画像処理がうまくいきませんでした。
カリフォルニア星雲(ペルセウス座)のすぐ横をかすめています。

 


ちょっと寂しい”ふたご座流星群”②

昨年は,月明かりがあっても結構明るい流星を数個撮影できましたが,今年1個だけか(もう1台のカメラの現像をしていないので)。
オリオン座~おうし座のプレアデス星団(すばる)のあたりを狙いました。

この画像に写っているのは,小さめの流星が3個(オリオン座の上と左側)。目立ちません。
オリオン座の位置が光害の影響がある南方向だったので光害カットフィルター(スターリーナイト)を装着して撮影しましたが,画像処理に四苦八苦しました。