12.8「土星食」起こる!

12月8日、釧路-秋田-珠洲(石川県)~岡山~宇和島~垂水(鹿児島県)などを結ぶ境界線より南東側の地域で土星が月の後ろを通る「土星食」が見られました。それより北西側では「土星食」は起こらず、土星が月の縁をかすめるように通る現象が見られました(下写真)。「接食」に近いようです。
望遠鏡での撮影ができず、望遠レンズ+デジイチでの撮影だったので土星は小さく、うっすらとしか写っていません。


《撮影データ》
2024月12月8日18時30分
300mm望遠レンズ+テレコン×1.4+D7200/ISO400 1/200秒/トリミングあり

M33(さんかく座渦巻銀河)

天体写真の撮影は、ペルセウス座流星群以来3か月ぶりです。
とにかく雲がある日が多くて撮影チャンスに恵まれませんでした。
ようやく撮影チャンスが来ました。
狙ったのが、さんかく座の渦巻銀河(M33)です。
久々の撮影だったのでミスの連発で結果はさっぱりでした。
オートガイドも不調で約30コマ撮影しましたが、何とかコンポジットに使えたのが13コマでした。
なのでノイジーです。
近々にリベンジしたいと思います。

 


《撮影データ》
2024年11月21日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:420 65秒×13コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり

ペルセウス座流星群(1/3)~ポプラ並木と流星②

ペルセウス座流星群の三脚固定撮影の2台目の画像です。
約3時間分の画像をチェックすると、5つ流星が確認できました。
これを1枚の画像にまとめたいと思い、フリーソフトのSequatorを使ってみました。
初めての使用で見よう見まねで処理したら4つしか確認できません。ノイズを減じることもできるようですが、やり方が分からずノイズが目立ちます。
使い方を調べて、再処理してみたいと思います。

 

《撮影データ》
2024年8月12ー13日
K-70+14mm(F2.8)+LEEソフトフィルターN0,1/ISO3200×5秒
三脚固定撮影

ペルセウス座流星群(3/3)

ポータブル赤道儀の追尾撮影では、天頂付近の「夏の大三角」と天の川を狙いました。
天頂付近なので真上は肉眼では見にくいため流星はほとんど確認できませんでしたが、現像してみると、結構写っていました。
この画像には5つ写っていますが、時間的には23:34~0:36の約1時間です。
極大が23時頃だったので、ペルセウス座の高度が上がるに連れて流星の数が増えているのがわかります。
明るい3つの星が「夏の大三角」ですが、レンズが夜露で少し曇ったため滲んだようになっています。

 


《撮影データ》
2024年8月12~13日
D750(HKIR)+24mm(F2)/ISO3200/5秒×5コマの比較明合成
スカイメモSによる追尾撮影