服部大池のシンボルの一つだった「孤高のヒマラヤスギ」は切り倒されて、切られた数本の幹は処分され、残っているのは切り株(9月28時点)だけです。
知り合いの情報によると、年輪は84本だったということです。
樹齢を数えるには、年輪の数に苗木として育つまでの年数(2~4年)を足すので、樹齢は84+2~4=86~88年ということになります。
幹の太さは直径110cmなので、幹周りは約3.5mです。樹高は約31m(計算上)とのこと。
いつ、何の目的で植えられたのか、資料がなく不明です。
約100年前(大正15年/1926年~)の取水塔の設置及び土手の大改修を記念して植えられたものと推測していますが、確証はありません。
資料が見つかれば疑問が解けると思うのですが・・・。
残っている切り株はどうなるのでしょうか。近々掘り起こされて処分されるのでしょうが、活用方法を考えて欲しいと思います。
約90年風雨(雪)に耐えた古木は、保護樹木に相当する貴重な遺産でした。
記憶に残るよう、「孤高のヒマラヤスギ」の説明板を公園の一角に設置してほしいと思います。
また、切り株の一部を「バームクーヘン」状に切断した幹の一部を地元の小学校に寄贈して、学習(理科)の教材として使えるようにして欲しいと思います。
写真は、写友の提供です。