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しし座の銀河トリオ(NGC3628-M65-M66)

4月 11th, 2022 Permalink

102ED(SVBONY)+レデューサーフラットナー(×0.8)+APS-Cでのテスト撮影画像の2個目は、「し […]

102ED(SVBONY)+レデューサーフラットナー(×0.8)+APS-Cでのテスト撮影画像の2個目は、「しし座の銀河トリオ」(NGC3628・M65・M66)です
最初に「マルカリアン・チェーン」を撮影する予定でしたが、子午線直前だったため鏡筒の反転があると判断し、あきらめて「しし座の銀河トリオ」を狙うことにしました。
3つの銀河は、空間的に近く、1つの銀河群を
なしています。
春の星雲・星団は、目立つものがない中で3つの銀河が集まっているので天文ファンには人気の撮影対象です。
10cmクラスの望遠鏡では、銀河腕が明瞭には写らないので、20cmクラスの反射望遠鏡で狙ってみたいと思います。

 

《撮影データ》
撮影日:2022年4月9日
102ED+レデューサーフラットナー+QBPフィルター+D5500(HKIR)/SX2赤道儀+ASI122MM-mini+ステラショット2(オートガイド+撮像)
ISO1600 90秒×30コマの加算平均コンポジット WB:太陽光 ダーク補正:あり/フラット補正:なし

2013~2017桜紀行①(過去分)~醍醐寺~

4月 3rd, 2022 Permalink

2013~2017年に撮影した桜の画像を数回に分けて掲載していきます。 毎年、この時季に京都に行っていましたが […]

2013~2017年に撮影した桜の画像を数回に分けて掲載していきます。
毎年、この時季に京都に行っていましたが、ここ数年は行けていません。
なつかしさから過去分の画像を掘り出しました。
初回は、京都の醍醐寺です。
醍醐寺・霊宝館にはシダレザクラが3本あり,そのうちの1本です。
私の一押しの桜です。

 


《撮影日》2014年2929日


【醍醐寺・三宝院の太閤しだれ桜】


《撮影日》2014年3月31日

11.19部分月食撮影計画(1)

11月 13th, 2021 Permalink

11月19日(金)は“ほぼ皆既月食”の部分月食です。 部分月食は今年2回目ですが、前回5月26日は厚い雲に覆わ […]

11月19日(金)は“ほぼ皆既月食”の部分月食です。
部分月食は今年2回目ですが、前回5月26日は厚い雲に覆われ、全く見ることができませんでした。
今回は、秋も深まった時季なので雲も少なく、前回より条件は良さそうなので多少期待がもてそうです

今回の月食が始まる時刻は、16時18分。月の出が17時頃なのですでに部分食が始まっています。
したがって、月が欠けた状態で地平線から昇ってきます(月出帯食)。
月が地球の影の中に入りこむ割合は、月の直径の97.8%なので“ほぼ皆既月食”に近い部分月食となります。
皆既月食では、完全に地球の影の中に入った場合、月が赤黒い色(赤銅色)に見えます。今回の場合はそれに近いので赤銅色の月が見られるかもしれません。
クライマックスは、月が97.8%欠ける(食の最大)18時02分です。赤銅色の月が見てみたいものです。
ただ、月の高度は12度なので高度は低いです。東の空が開けた場所をリサーチしたいと思います。

シミュレーション画像を差し替えました。ライブ配信中継一覧を追加しました。

下の表は、福山市における11月19日の月食の予報です。

時刻 月の高度 方位 食分
月の出 16時56.0分 -0.2度 66.8度 0.487
部分食の始まり 16時18.4分 地平線の下
食の最大 18時02.9分 12度 75.4度 0.978
部分食の終わり 19時47.4分 32.8度 88.4度 0.000
半影食の終わり 21時05.5分 48.6度 100.0度 0.000

※部分月食の始まり、食の最大、部分月食の終わり、半影食の終わりの時刻、食分は全国共通です。
月の高度と方位は、観測地によって変わります。方位は、北を0度として時計回りになっています。
※月食各地予報 – 国立天文台暦計算室 (nao.ac.jp) で、各地の月の高度・方位を調べることができます。

☆参考☆
・モバイルアプリで調べる…「星ナビ」(無料版:AstroArts)、「Moon Book」、「Interval Book」(Vixen)
・ネットで調べる…【特集】2021年11月19日 部分月食 – アストロアーツ (astroarts.co.jp)11月19日は部分月食(2021年11月) | 国立天文台(NAOJ)
・ライブ配信…国立天文台(三鷹キャンパスから中継)→配信日時(予定):11月19日午後4時~午後8時/全国ライブ配信中継一覧


【部分月食のシュミレーション画像】(16時56分~21時06分まで10分ごとにシミュレーション)


※星座の位置は21時06分のものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M63(ひまわり銀河)

4月 20th, 2021 Permalink

赤道儀のウェイトを追加し,鏡筒のバランスを取り直して,お試しにM63(ひまわり銀河),ソンブレロ銀河,M3,M […]

赤道儀のウェイトを追加し,鏡筒のバランスを取り直して,お試しにM63(ひまわり銀河),ソンブレロ銀河,M3,M101(回転花火銀河)を撮影。
相変わらずオートガイドが安定せず,それぞれ15コマほど撮影しましたが,コンポジットに使えるコマはわずかでした。
昨夜は,月齢7.4の月明かりがある上にガスが薄くかかり,条件はよくありませんでした。
これがガイドの不調の一因なのか,それとも鏡筒のバランスか,はたまたステラショットの設定の問題なのか,わかりません。
しばらく調整が必要のようです。
M63(ひまわり銀河)は,りょうけん座にある渦巻銀河で,渦巻腕にうっすら見える花びらのような模様がひまわりの花びらに似ていることから「ひまわり銀河」の愛称で呼ばれています。
残念ながら,この画像では判明しにくいですね。

 

《撮影データ》
2021,4.19
R200ss+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(-10℃) IR/UVカットフィルター装着 QHY5L-Ⅱ+50mmF4ガイドスコープ SX2赤道儀+PoleMaster+ステラショット2(オートガイド) Gain:252 240秒×5コマの加算平均コンポジット ダーク補正あり 周囲の一部をトリミング