Category: 星雲・星団

北アメリカ星雲(NGC7000)

5月 26th, 2023 Permalink

5月23日、「マルカリアン・チェーン」を撮影した後、久しぶりにすっきりした星空だったので、はくちょう座の「北ア […]

5月23日、「マルカリアン・チェーン」を撮影した後、久しぶりにすっきりした星空だったので、はくちょう座の「北アメリカ星雲(NGC7000)」を撮ることにしました。
ただ、Darkファイルにもアンプグローノイズが発生していたため、Dark補正ができませんでした。加えて、15コマしか撮っていなかったのでノイジーな画像になってしまいました。
これから夏の銀河や星雲を撮れるチャンスなので楽しみです。
たちまちは、ホタル撮影かな!

 


《撮影データ》
撮影日:2023年5月24日
赤道儀:SX2
撮影機材:71FL+×CBPフィルター+×0.72レデューサー+ASI294MC Pro(冷却:0℃)
オートガイド:ASI120MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ
ASIAIR-Proでコントロール
GAIN:120/60秒×15コマの加算平均コンポジット
画像処理:ステライメージ9

春の銀河 ~M101~(再現像)

4月 21st, 2023 Permalink

M81&M82の撮影後、撮影したのが「おおぐま座」のM101(渦巻銀河)です。 北斗七星の柄杓の端のあ […]

M81&M82の撮影後、撮影したのが「おおぐま座」のM101(渦巻銀河)です。
北斗七星の柄杓の端のあたりにある大型の渦巻銀河です。
見かけの大きさは満月ぐらいあり、7.5等級の明るめの銀河です。
オートガイドが不安定だったので30コマ撮影して26コマコンポジットしましたが、星像が若干いびつになっていた画像が数コマありました。
コマ数が少なくノイズも目立ちます。
撮影システム、撮影条件を見直して、M81&M82とM101を再度狙ってみたいと思います。

前回投稿した画像がノイズーであまりにひどかったので再現像してみました。
多少ましになったような気がします。

 


《撮影データ》
撮影日:2023年3月14日
R200SS+HUEIBーⅡフィルター+コマコレPH+ASI533MCーPro(冷却:-10℃)
SX2赤道儀+ASI122MMーmini
撮像&オートガイド:ステラショット2
画像処理:ステライメージ9
ライトフレーム:90秒×26
コマの加算平均コンポジット(ダーク補正/フラット補正あり) Gain:360 トリミングあり

春の銀河-子持ち銀河(M51)-

3月 30th, 2023 Permalink

天気が安定し、雲もほとんどなさそうなので2週間ぶりに「春の銀河」を撮影。 上弦前日の月があるため、影響が少なそ […]

天気が安定し、雲もほとんどなさそうなので2週間ぶりに春の銀河を撮影。
上弦前日の月があるため、影響が少なそうな北~北東方向の銀河を狙いました。
時間的に2つしか撮影できなさそうなので、りょうけん座の渦巻銀河・M51(子持ち銀河)「しし座のトリオ銀河」を撮影することにしました。
最初に撮影したM51の画像を確認すると、星像が少し歪んでいました。なので、コンポジットに使えた画像は半分ほどしかありませんでした。
コマ数が少ないのノイジーな画像になっています。
オートガイドのグラフは安定していたので、いい結果がえられると思いましたが、残念です。
薄雲があったせいなのか、機材のセッティングの問題なのか、原因究明していきたい。

 


《撮影データ》
撮影日:2023年3月28日
R200SS+QBPフィルター+エクステンダーPH+ASI294MC-Pro(冷却:-5℃)
SX2赤道儀+ASI122MMーmini
撮像&オートガイド:ステラショット2
画像処理:ステライメージ9
ライトフレーム:170秒×13コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正なし) Gain:432/トリミングあり

 

春の銀河ーM81&M82ー(再現像)

3月 16th, 2023 Permalink

厳しかった冬は、3月に入って急に春めいてきて、星空も冬の銀河から春の銀河に。 そこで、手始めに「おおぐま座」の […]

厳しかった冬は、3月に入って急に春めいてきて、星空も冬の銀河から春の銀河に。
そこで、手始めに「おおぐま座」M81&M82を狙ってみました。
薄雲もなく、すっきりとした夜空でしたが、東~南方向は光害がひどく、北天の銀河を狙うしかありませんでした。
M81&M82は北東方向に位置していて、光害の影響で色かぶりがありましたが、ほとんど修正できませんでした。
また、M81が少し切れて収まりの悪いフレーミングになってしまいました。

さらに、右上角にはCMOSカメラの結露による冷却ムラ?と思われる箇所もあり、散々な結果となりました。
前回の画像は、自動処理したもので仕上がりがよくなかったので、手動で画像処理して画像を差し替えました。

 

上:M82(不規則銀河)/下:M81(渦巻銀河)

《撮影データ》
撮影日:2023年3月14日
R200SS+HUEIBーⅡフィルター+コマコレPH+ASI533MCーPro(冷却:-10℃)
SX2赤道儀+ASI122MMーmini
撮像&オートガイド:ステラショット2
画像処理:ステライメージ9
ライトフレーム:85秒×24コマの加算平均コンポジット(ダーク補正/フラット補正あり) Gain:360/周囲を若干トリミング