北アメリカ星雲(実写テスト)

GP2赤道儀を写友に譲るにあたって使い方の説明と実写テストをしてみました。
最初は5D MARKⅡで,次に7Dで撮影してみました。
5Dで10数枚撮影しましたが,星が少し流れていました。原因がわからないまま,次に7Dに付け替えようとしたとき,バッテリーボックスから電池が少し浮き上がっていることに気づき,きちっとはめ込んで撮影してみました。すると,ほとんど星は流れていませんでした。
時間が無かったので3枚だけ撮影。その3枚をコンポジットしたのがこの画像です。
最高に澄みきった星空だったので天の川や北アメリカ星雲がよく写っています。CLSフィルターを取り付けていたのでより鮮明です。
レンズは,40mmパンケーキレンズ,中古で1万円ぐらい,おもちゃのようなレンズですが,これだけ写ります。

 


《撮影データ》
撮影日:2018,11.4 
撮影地:福山市北部
7D+40mm(35mm判換算:60mm) F2.8→F3.2~3.5 ISO2500~3200 30秒~60秒 CLSフィルター GP2追尾撮影 画像処理あり(StellaImage8+Photoshop CS5)

”夏の大三角”(再現像)

現像はステライメージ,Photoshop,NX2を単独で,あるいは複数を組み合わせて行っていますが,なかなか思うような表現ができません。
夏の大三角」は,納得がいかなかったので再現像してみましたが,この画像もいまひとつ納得がいきません。
あの手この手でやってみるしかないんでしょうね。
Skymemoのテストは,露光時間が最長で1分程度だったのでもう少し長い時間でのテスト撮影にもチャレンジしてみたいと思っています。

 


《撮影データ》
2018,10.13/撮影地:美星町
D5500(HKIR改造)+28mm(35mm換算:42mm) F1.8→F3.2 ISO800~1000 30秒×22コマのコンポジット(加算平均) プロソフトンフィルターA skymemoS 追尾撮影 画像処理あり

北アメリカ星雲~SkymemoSテスト撮影

広角レンズでのテスト撮影ではまずまずの結果だったので,次は中望遠でテスト撮影してみました。
夏の大三角」の一角,はくちょう座のデネブ付近にある「北アメリカ星雲」を85mmの中望遠で狙ってみました。
撮影後,液晶ビューで画像を見ると,淡く赤っぽい北アメリカ大陸に似た星雲が確認できました。
もっと明瞭に写るのかと思いましたが,そうでもないなあーと,その時は思いました。
でも画像処理してみると,いい感じで浮かび上がってきました。
画像を拡大してみると,ほぼ点像だったのでSkymemoの追尾精度は,まずまずのように思いました。
当日は,強めの風が吹いていたためか少し星が流れていたコマがありましたが,結構健闘しているように思います。
次は,200mmクラスで試してみたいと思います。

 


《撮影データ》
2018,10.13/撮影地:美星町
D5500(HKIR改造)+85mm(35mm換算:127mm) F1.8→F4 ISO1600 60秒×9コマのコンポジット(加算平均) skymemoS 追尾撮影 画像処理あり

夏の大三角~Skymemoテスト撮影

カシオペア座の次は,「夏の大三角」を撮影。
ちょうど天頂付近にあったので狙ってみました。
天の川は,カシオペア座付近も通っていますが,「夏の大三角」あたりの方が濃いようで,画像処理するとはっきりと浮かび上がってきます。

 


《撮影データ》
2018,10.13/撮影地:美星町
D5500(HKIR改造)+28mm(35mm換算:42mm) F1.8→F3.2 ISO800~1000 30秒×22コマのコンポジット(加算平均) プロソフトンフィルターA skymemoS 追尾撮影 画像処理あり