しぶんぎ座流星群~不発か!?(3/3)

3台目は、ポータブル赤道儀による追尾撮影です。
かろうじて3つの流れ星が写っていました。
1枚目と2枚目は、ぎょしゃ座~ペルセウス座~おうし座あたり、3枚目は、ふたご座~かに座あたりかな。

1枚目(上)は、カメラを赤道儀に取り付けた直後に飛び込んできたものでピントもまだ合わせていませんでした。
3時間半あまりの撮影時間でわずか3つとはちょっと寂しい感じです。
今年のしぶんぎ座流星群の活動は低調だったんでしょうね。
来年に期待しますか。

星図を追加し、写野と流れ星の位置を特定しました。

 

 

 

《撮影データ》
D750(HKIR)+24mm F2.5 ISO1600~ISO2000 各6秒 SKYMEMO S(恒星時追尾) プロソフトンAフィルター 上:1時2分/中:2時17分/下:4時4分

しぶんぎ座流星群~不発か!?(2/3)

3台目の画像をチェックしてみましたが、流れ星が写っていませんでした。
撮影途中、雲が拡がってきたので中断したため38分間しか連続撮影できませんでした。

3台目は、ポータブル赤道儀による追尾撮影。どうなのかな?

 


《撮影データ》
K-70+14mm F2.5 ISO2500 8秒×275コマの比較明コンポジット(38分)

しぶんぎ座流星群~不発か!?(1/3)

1月4日、しぶんぎ座流星群が極大を迎え、月明かりの影響がなく、放射点も高くなるので条件がいいということでプチ遠征。
ということもあって3台体制で撮影。
1台目のコマをチェックしましたが、目立った流れ星は見つかりませんでした。
上の画像を拡大してみたら、小さい流れ星が1つ写っていましたが、パッと見わかりません。

 

 

《撮影データ》
D5500(HKIR)+10mm F2.8 ISO2500 LEE No,3フィルター 上:8秒×252コマの比較明コンポジット(33分)/下:8秒×145コマの比較明コンポジット(19分)

 

夜空に飛ぶ鳥か蝶か!?~オリオン大星雲

12月23日~24日、「馬頭星雲」とともに撮影したのが「オリオン大星雲」(M42)です。
自宅での庭撮りをすると、家の前の電線が障害になることがあります。
オリオン大星雲を撮影するためには、電線と電線の間にある時に撮影しないといけません。
この障害を何とかクリアーして撮影することができました。
鳥か蝶が羽根を広げたような形は、寒い冬の夜空を彩る星雲として人気です。
中心部と周囲の明暗差が大きく、中心部が飽和するので段階露出をしましたが、少し違和感があります。
微妙ですが、調整が必要かな。

拡大画像を追加しました。

 

【拡大画像】
                           

【元画像】

《撮影データ》
2021,12.23
R200SS+コマコレPH+ASI294MC-Pro(冷却-7℃) LPS-P2フィルター SX2赤道儀+45EDⅡ+QHY5L-ⅡM ステラショット2(オートガイド)
GAIN:270 90秒×25+30秒×15+15秒×15+8秒×15コマの加算平均コンポジット(総露出時間:50分) ダーク補正:あり 周囲を若干トリミング