皆既月食撮影計画(3)

7月28日皆既月食は,2台体制で標準レンズでのインターバル撮影と望遠レンズでの拡大撮影を計画しています。
望遠での拡大撮影は,ポラリエに45EDⅡを載せ,月追尾ができないかと考え,昨夜テスト撮影をしてみました。
その画像が下の2枚の写真です。45EDⅡでは少々物足りなさを感じます。
重量的には2kg以内なので可能なんでしょうが,極軸合わせの精度,三脚や鏡筒+カメラのブレを考えると難しそうです。
単純に71FLの拡大撮影(三脚固定)で水平線に沈みゆく皆既中の月を狙った方がいいかなと思っているところです。

 


【元画像】


《撮影データ》
2018,7.21
45EDⅡ+絞り+J5(877mm F7.1) ISO200 1/125秒 WB:AUTO 7コマのコンポジット(加算平均) 画像処理あり


【トリミング画像】

天の川と鳥居(2/2)

天の川が次第に立ち上がってきたので横位置から縦位置に変更して撮影しました。
鳥居の上に立ち上がる天の川は好撮影対象かもしれません。
今後,天体関連では皆既月食(7/28)火星の大接近(7/31)ペルセウス座流星群(8/12~8/13)と続くので楽しみです。

 


《撮影データ》
2018,7.15
K-70+SAMYANG14mm F2.8→F3.5 ISO2500 WB:4200k 20秒 画像処理あり(Photoshop CS5+Nik collection)

天の川と鳥居(1/2)

久々に雲がほとんど無い予報が出たので天の川の撮影に出かけました。
現地で写友2人と合流し,20時頃より撮影を開始し,潮位が上がって撮影場所が狭まる23時頃まで撮影しました。
事前のシミュレーションで鳥居の上に天の川が来る位置にカメラをセッティングし,天の川ができるだけ多く入るように横位置から縦位置に変えて撮影しました。
高感度で撮影したためノイズが目立ちます。

 


《撮影データ》
2018,7.15
K-70+SAMYANG14mm F2.8→F3.5 ISO6400 WB:4200k 6秒 画像処理あり(Photoshop CS5+Nik collection)

皆既月食撮影計画(2)

水平線に沈む皆既月食をシミュレーションしてみました。
南西方向が開けている水平線をリサーチし,インターバル撮影するとこのようなイメージになります。
月の欠け始めの3:24~月没する5:20分の約2時間を10分ごとのインターバル撮影したシミュレーションです。
四角形は50mm標準レンズの画角で,約2時間分が収まります。
左にある星は火星です。