6月, 2020 Archives

6.21部分日食シミュレーション

6月 11th, 2020 Permalink

6月21日(日)夕方,部分日食があります。 梅雨時なので撮れるかどうかわかりませんが,準備は怠りなくしておきた […]

6月21日(日)夕方部分日食があります。
梅雨時なので撮れるかどうかわかりませんが,準備は怠りなくしておきたいと思います。

前回(2019年12月26日),前々回(2019年1月6日)とも天候に恵まれなかったので,今回こそは撮りたいと思っていますが・・・。
今回は夕方なので西の空が開けたところで,撮影ポイントをリサーチしたいと思います。
観測地によって食の始まり・食の最大・食の終わりの時間が若干違うので国立天文台のHPで「日食各地予報」で時間を確認しておくことが必要です。

参考のために福山市での時間とシミュレーション画像を掲載しておきます。

食の始まり  16:03(高度:38.2度)
食の最大   17:09(高度:24.7度)
食の終わり  18:08(高度:13.1度)

ステラナビゲーターでシミュレーション(10分間隔)してみると,こんな感じになります(太陽は実サイズではありません)。

 

広角レンズによるインターバル撮影と望遠レンズ(望遠鏡)による拡大撮影を予定しています。
できたら赤道儀が使えないかと思っていますが,昼間の極軸合わせが課題です。
屈折望遠鏡を使って日食を撮影したことがないのでテスト撮影をして準備をしていこうと思っています。
太陽の撮影は大変危険を伴います。注意事項については,国立天文台の2012年金環日食に掲載されています。

減光フィルター(D5:1/100000)は必携です。
光学ファインダーを絶対見てはいけません。

《参考1》部分日食特集(アストロアーツ)
アストロアーツのHPに「部分日食特集」が掲載されているので参考になります。

参考2》日食関連アプリ
ビクセンから日食関連の無料アプリが出ています。日食のイメージやインターバル撮影のシミュレーションの参考になります。
Solar BookInterval Bookです。

 

あれい星雲(M27)

6月 9th, 2020 Permalink

6月6日の半影月食は,雲に邪魔されたため撮影を断念。 翌日,梅雨入り前の快晴に恵まれ,以前からの課題であったス […]

6月6日の半影月食は,雲に邪魔されたため撮影を断念。
翌日,梅雨入り前の快晴に恵まれ,以前からの課題であったステラショット2+GearBoxの検証を行うことにしました。
4月にステラショット2+GearBoxをWifi環境で撮影しようとしましたが,ステラショット上で望遠鏡,ASI294MCは接続できるのですが,ライブビューに星像が写らない,撮影もできない状態でした。
アストロアーツに問い合わせたら,後日回答を頂き,その指示どおりに「4/30に公開されたアップデータおよびファームウェアの更新」「INDIGO(GearBoxに搭載された機器制御アプリ)の設定変更」を行い,検証の機会を伺っていました。
昨夜,検証を行い,正常に動作するようになり,試しにこぎつね座「あれい星雲(M27)」を撮影しました。
ただ,満月の翌日の月があるのに光害カットフィルターも付けず,フラットフレームの撮影もしなかったので色かぶりや周辺減光がひどく,ろくな結果になりませんでした。

 


《撮影データ》
2020,6.8
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀 ステラショット2+GearBox ISO270  19コマの加算平均コンポジット トリミングあり

6.6半影月食 撮れるか!?

6月 4th, 2020 Permalink

6月6日(土)未明から半影月食があります。 今年は半影月食が3回あり,今回は2回目になります(3回目は11月3 […]

6月6日(土)未明から半影月食があります。
今年は半影月食が3回あり,今回は2回目になります(3回目は11月30日)。
前回1月11日は,雲に邪魔され,月食かどうかもわからない写りでした。
今回は,梅雨入りしていなければ,撮影可能かもしれません。
ただ,今回は半影月食が終わらないうちに月が沈み,太陽が顔を出します。

撮影は,広角レンズによるインターバル撮影と望遠レンズによる拡大撮影を考えていますが,半影食が始まって30分後ぐらいから薄明が始まるので,食の最大の頃には空はかなり明るくなっているでしょうね。

参考までに半影月食の時間とシミュレーション画像を掲載しておきます。

半影食の始まり  2:46
半影食の最大   4:25
半影食の終わり  6:04

方角は,南西~西南西方向となります。
薄明の始まりが3:10~,月没が5:04,日の出が4:53です(福山市)。
ステラナビゲーターでシミュレーション(10分間隔)してみると,こんな感じになります。

 

 

おとめ座銀河団(2)

6月 3rd, 2020 Permalink

おとめ座銀河団は,フルサイズで撮影後,APS-Cでも撮影。 フルサイズでは銀河の多さはわかるのですが,あまりに […]

おとめ座銀河団は,フルサイズで撮影後,APS-Cでも撮影。
フルサイズでは銀河の多さはわかるのですが,あまりに小さくわかりにくいのでAPS-Cでも撮影しました。
でも中途半端感は否めないかな。

 

《撮影データ》
2020,5.28
71FL+RD+D5500(HKIR)=432mm F4 SX2赤道儀(追尾撮影) ISO3200 60秒×21コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正:なし)