木曜日, 10月 13th, 2016 Archives

明治日本の産業革命遺産~三池港

10月 13th, 2016 Permalink

石炭が積み出された三池港も「明治日本の産業革命遺産(世界文化遺産)」に登録されています。 三池港がある有明海は […]

石炭が積み出された三池港も「明治日本の産業革命遺産(世界文化遺産)」に登録されています。
三池港がある有明海は遠浅で干満差が大きく,大型船が入れないため人工港としての三池港が建設されました(1908年:明治41年竣工)。
三池港の大きな特徴は,閘門(こうもん)を設けていることです。閘門は港の入口にあり,観音開きとなる2枚の鋼鉄製の門扉を閉め切ることで港内の水位を保てるようにしています。
各炭鉱から専用鉄道で運ばれた石炭は,三池港から積み出され,国内外に輸出されました。

 

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三池港の入口(中央部の細い水路に閘門がある)

 

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三池港の閘門(左側の水路にある)

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三池港展望所から見た閘門

三池炭鉱関連の近代化産業遺産~三池港・旧長崎税関三池支署

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石炭は外国にも輸出されたので三池港には税関もありました。 三池港の開港と同時に開庁したのが,旧長崎税関三池税関 […]

石炭は外国にも輸出されたので三池港には税関もありました。
三池港の開港と同時に開庁したのが,長崎税関三池税関支署です。木造平屋建てですが,明治後半の洋風建築です。
支署のすぐそばには炭鉱専用鉄道の線路の一部が保存されています。

 

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石炭貨車を牽いた電気機関車(旧長崎税関三池支署の説明板より)