春の銀河~M101(渦巻銀河)~

GW中に一度は撮影したいと思っていたところ、5月4日撮影チャンスがやってきました。
この日は、友人が赤道儀を購入したので、赤道儀の操作についてサポートをしながらその合間に撮影。
正味の撮影時間が1時間半ぐらいしかなかったので、短時間でM101とM81&M82の二つを撮影しました。
コマ数が稼げなかったのでとてもノイジーです。
まずは、おおぐま座のM101(渦巻銀河)です。

 


《撮影データ》
2024年5月4日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+コマコレクターPH+ASI294MC-Pro(冷却:0度)/NGS-1フィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒GAIN:400/128秒×15コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり

しし座のトリオ銀河(M65+M66+NGC3628)

4月13日、2か月半ぶりに天体写真を撮影することができました。
星空は冬から春に変わっており、春の銀河の中から「しし座のトリオ銀河」(M65+M66+NGC3628)を撮ることにしました。
ただ、久しぶりの撮影だったため、準備やピント合わせに手間どり、わずか1時間程度しか撮影できませんでした。
なので、コマ数を稼げず画像はノイジーです。
リベンジしたいですね。
星図を追加しました(2枚目がわかりにくいか)。

 


《撮影データ》
2024年4月13日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+コマコレクターPH+ASI294MC-Pro(冷却:0度)/NGS-1フィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒GAIN:340/120秒×22コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり/トリミングあり


【星図】しし座




デジイチで撮るM45、NGC2264

前回1月27日の撮影では、オリオン大星雲しか撮れなかったので、もう少し撮りたいと思い、M45(プレアデス星団)NGC2264(コーン星雲)を撮影。
一番の狙いは、M81&M82でしたが、オートガイドが不安定で断念。
そこで西の空のプレアデス星団(すばる)とNGC2264を狙いましたが、色かぶりが酷く、よさそうな部分だけを切り取りました。
露光不足もあった「コーン星雲&クリスマスツリー星団」(いっかくじゅう座)は再度狙いたいと思います。

 

【M45:プレアデス星団】



【NGC2264:コーン星雲&クリスマスツリー星団】

左下の円錐形状のものがコーン(円錐)星雲で、その回りの星々がクリスマスツリー星団です。


《撮影データ》
2024年2月12日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+エクステンダーPH+6D(HKIR) CBPフィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか
⇒M45-ISO:1600/128秒×26コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり/トリミングあり
⇒NGC2264-?

 

デジイチで撮るオリオン大星雲

長らくCMOSカメラで天体写真を撮ってきましたが、久しぶりでデジイチで撮影。
電動フィーカサーをCMOSカメラではお試しをしたので、今度はデジイチで試すためです。

R200SS+エクステンダーPH+フルサイズデジイチだと焦点距離は1120mm。
大きめの星雲がいいと思い、オリオン大星雲(M42)を狙ってみました。
デジイチでも短時間でドンピシャピントが合っているようです。

 


《撮影データ》
2024年1月27日
オートガイド:ASI122MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ(ステラショット3)
赤道儀:SX2
光学系:R200SS+エクステンダーPH+6D(HKIR) CBPフィルター使用
撮像:ステラショット3/ZWO 電動フォーカサー
現像:ステライメージ9ほか 
⇒ISO:1000/45秒×27コマの加算平均コンポジット/ダーク補正:あり/周囲をトリミング