Category: 彗星

スワン彗星 微かに!

5月 26th, 2020 Permalink

5月13日夜明け前,スワン彗星を撮影しましたが,高度が低く雲も出て写っていないと思って諦めていました。 1コマ […]

5月13日夜明け前,スワン彗星を撮影しましたが,高度が低く雲も出て写っていないと思って諦めていました。
1コマずつチェックすると微かに写っていました。とても微妙です。
近日中に条件がよければ再度狙ってみたいと思います。
今度は夜なので夜明け前よりは撮りやすいと思います。

 


《撮影データ》
2020,5.13 4:04
45EDⅡ+RD+D5500(HKIR)=342mm ISO400 20秒 SX2赤道儀追尾撮影 トリミングあり

スワン彗星 撮ってみたい!(3)

5月 21st, 2020 Permalink

5月13日未明,スワン彗星の初撮りに挑戦しましたが,悪条件のため撮ることができませんでした。 まもなく撮影好機 […]

5月13日未明,スワン彗星の初撮りに挑戦しましたが,悪条件のため撮ることができませんでした。
まもなく撮影好機(5月末~6月初旬)がやってくるのでシミュレーションしてみました。
今度は夜8時頃,北西方向で狙うことができます。高度は10度前後です。未明よりは撮りやすいと思います。
シミュレーションした場所は,西側が開けた場所で標高が400mぐらいのところです。

ただ,5月27日(30日との説あり)には太陽に最も接近するので核が崩壊する可能性もあります。
そうなると,現在の光度が6等級?ぐらいのようですが,減光していくかもしれません。
上のシミュレーション画像は5月28日,下の画像は6月7日のスワン彗星の位置です。

 

 

スワン彗星 撮れーず!

5月 15th, 2020 Permalink

13日未明,スワン彗星を狙って事前にリサーチした場所へ。 以前来た時には東の空は見通しがよかったのですが,久し […]

13日未明,スワン彗星を狙って事前にリサーチした場所へ。
以前来た時には東の空は見通しがよかったのですが,久しぶりに来てみると木が伸びて見通しが悪くなっていました。
仕方なく,少し高い場所に移動。ここも少し木が邪魔しそうでしたが,他に行く場所がなかったので機材をセッテイング。
彗星が撮れる時間は4時頃なので,1時間あまりの待ち時間に北アメリカ星雲とサドル付近の散光星雲を少し撮影。
4時頃,彗星の撮影を開始しましたが,雲あり,月明かりありの状態で彗星を捉えることは出来ませんでした。
来週,場所を変えてスワン彗星を再度狙ってみたいと思います。

下の画像は,待ち時間に撮った北アメリカ星雲(はくちょう座)ですが,薄雲があり,月明かりもある状態だったので画像処理してもパッとしません。

 

《撮影データ》
2020,5.13
71FL+RD+D750(HKIR)=288mm F4 LPS-P2フィルター SX2赤道儀+ASI120mm-mini+ステラショット2(ガイド撮影) ISO3200 30秒×18コマの加算平均コンポジット(ダーク補正:あり/フラット補正:なし) トリミングあり

スワン彗星 撮ってみたい!(2)

5月 11th, 2020 Permalink

スワン彗星を撮るのは難しいのか!? 南半球のニュージーランドやオーストラリアで撮影された画像(https:// […]

スワン彗星を撮るのは難しいのか!?
南半球のニュージーランドやオーストラリアで撮影された画像(https://starwalk.space/ja/news/may-2020-comet-swan-c2020-f8を見ると,長い尾を引いた姿が見られます。しかし,日本で撮影された画像では尾がほとんど写っていません。薄明開始頃で,高度が低いことが原因なのでしょう。
このような悪条件の中で機材の選択に悩みます。
おそらく長い尾を撮るのは難しいでしょう。となると,400~500mmクラスの鏡筒がベターなのか。
71FL+RD+D5500=432mmか,71FL+RD+ASI294MC=576mmのどちらかでしょうか。
近日中に実行できればいいのですが・・・。

スワン彗星 撮ってみたい!(1)

5月 5th, 2020 Permalink

今,北天の夜空ではパンスターズ彗星とアトラス彗星を観測することができます。 アトラス彗星は増光が期待されていま […]

今,北天の夜空ではパンスターズ彗星アトラス彗星を観測することができます。
アトラス彗星は増光が期待されていましたが,核が消滅し,ほとんど増光していません。
パンスターズ彗星は8等級前後で推移しているのでしょか。
ここに来て,4月に発見されたばかりのスワン彗星が増光中で4等級程度になるのではないかと期待されています。
南半球のニュージーランドで撮影された画像(https://rakudaoyaji.web.fc2.com/)を見ると,結構明るく細長い尾を引いています。
シミュレーションしてみて,ここ1~2週間が撮影チャンスではないかと考え,撮影してみたいと思っています。
ただ,日の出前の薄明が始まる頃(日の出は5時頃)で,高度も10度前後と低い位置なので条件としてはよくありません。
東が開けた場所をリサーチして近日中に撮影できたらと思います。
下の2枚のシミュレーション画像は,場所・標高が違います。

東京大学木曽観測所が作成したシミュレーション動画(https://www.youtube.com/watch?v=-eJBAgGQyhY)はわかりやすいです。参考まで。
木曽観測所は標高が約1000mの場所にあります。

 

 


〈右から5/6,5/7,5/8,5/9,5/10の午前4時頃。高度は約5~9度〉

 


【5/8 午前4時頃】


〈高度は6~7度ぐらいでしょうか〉

パンスターズ彗星(C/2017 T2)

4月 15th, 2020 Permalink

今,比較的明るい彗星を撮影できるということで,ガスもあまりかかってないようなので撮影することに。 対象は,アト […]

今,比較的明るい彗星を撮影できるということで,ガスもあまりかかってないようなので撮影することに。
対象は,アトラス彗星とパンスターズ彗星なのですが,アトラス彗星は核が分裂したらしく減光しているのでパンスターズ彗星を狙いました。
北天のきりん座(北極星の少し左)にあり,8等級前後のようです。彗星特有の尾が少しわかります。
白とびしていたので再現像し,画像を入れ替えました。

 


《撮影データ》
2020,4.14 21:03~21:09
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:255 30秒×11コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング