Category: 天体写真

2023ふたご座流星群(1/2)

12月 15th, 2023 Permalink

2023年の「ふたご座流星群」は月明かりの影響がない絶好の撮影チャンスとあって期待がふくらみました。 天候次第 […]

2023年の「ふたご座流星群」は月明かりの影響がない絶好の撮影チャンスとあって期待がふくらみました。
天候次第で撮影日が変わってくるので候補日を考えました。

◎第1候補 12月14日(木)21時頃~15日(金)明け方

○第2候補 12月13日(水)21時頃~14日(木)明け方

○第3候補 12月15日(金)21時頃~16日(土)明け方

第1候補日に撮影したいと思っていましたが、天気予報が芳しくなく撮影は難しいと考え、第2候補日に撮影することにしました。
現地入りし、赤道儀&カメラのセッテイングが終わったのが21:30頃。しばらくして撮影開始しましたが、肉眼では流れ星が確認できませんでした。
22時を過ぎた頃から2~3個確認できるようになりました。
23時過ぎ頃から雲が少し出てくるようになったので24:30撮影を終了し、撤収。
帰宅後、現像してみると5個写っていました。
第1候補日で撮影していたらもっと多くの流れ星が写し込めたかもしれません。
残念です。
星図を追加しました。

 

《撮影データ》
撮影日:2023年12月13日-14日
撮影地:福山市北部

撮影機材:D750(HKIR)+24mm(F1.4→F1.8)+プロソフトン&スターリーナイトフィルター
赤道儀:SX2による追尾
撮影データ:ISO3200×5秒/流星が写っているコマを比較明合成

M45「プレアデス」(すばる)

12月 8th, 2023 Permalink

昼間暖かい日が続いていたので冬の訪れを実感しにくかったのですが、星空は秋から冬に変わりました。 11/3の電子 […]

昼間暖かい日が続いていたので冬の訪れを実感しにくかったのですが、星空は秋から冬に変わりました。
11/3の電子観望後に二度ほど撮影を試みましたが、雲が広がったり、オートガイドが不調だったりして思うように撮影できませんでした。
1か月ぶりに何とか撮影することができました。
BORGの71FL+ASI533MC(776mm相当)で狙える天体としておうし座のM45「プレアデス星団」(すばる)を選びました。
クリアな星空とは言えませんでしたが、久々に撮影できて安堵しました。
星団を取り巻く青い星雲が美しいですね!

 

 

《撮影データ》
2023年12月7日
撮影機材:71FL+NGS-1(LPS-D3)フィルター+レデューサー+ASI533MC-Pro(冷却-5℃)
赤道儀:SX2
自動導入+撮像:ステラショット2
画像処理:ステライメージ9(GAIN:360/ライトフレーム:120秒×29コマ/ダークフレーム:7コマ→加算平均コンポジット)ノートリミング

ハート星雲~電子観望会ライブスタック~

11月 9th, 2023 Permalink

11月3日、電子観望会を三次市内で実施。雲もなく、月明かりもなく、満天の星空に参加者は感激! 子どもを含め19 […]

11月3日、電子観望会を三次市内で実施。雲もなく、月明かりもなく、満天の星空に参加者は感激!
子どもを含め19名が参加しました。昨年より数名増えました。
当日観望する星雲・星団、銀河の画像入りの資料を配付。
順次、ステラショットで自動導入し、Asiliveで観望。
観望した天体は、北アメリカ星雲、アンドロメダ銀河、M33、あれい状星雲、らせん状星雲、二重星団、プレアデス星団(すばる)、かに星雲、ハート星雲です。
スタックするに連れ、星雲や銀河の色や形がはっきりしてくると感激の声が上がり、スマホで液晶画面に映し出された画像を撮影していました。
案内役のW氏とH氏が星空の説明をしてくれて、参加者は聞き入っていました。
昨年より空の条件もよく、予定していた天体がすべて見れて、みなさん、喜んでくれてとてもよかったです。
昨年も今年と同じ時期だったので、来年は時季をずらして実施したいと思っています。

 

 

《撮影データ》
2023年11月3日
機材:102ED+UV/IRカットフィルター+RD+ASI294MC-Pro(冷却:0度)
赤道儀:SX2

Asiliveでライブスタック撮影

 

電子観望会に備えて!(4/4)~木星~

10月 25th, 2023 Permalink

10/22に予定していた電子観望会は、雲が広がる予想だったので11/3に延期しました。 お試しをしていなかった […]

10/22に予定していた電子観望会は、雲が広がる予想だったので11/3に延期しました。
お試しをしていなかった木星を撮影し、一応最終確認を終えることができました。
星雲・星団、銀河の撮影システムから惑星撮影対象にシステムを変更して撮影しました。
102ED+5倍バローレンズ+ASI678MCではかなり画角が狭まり、自動導入に少し手間取りましたが何とか撮影することができました。
ただ、大気の揺らぎでピント合わせには四苦八苦しました。
全体にボヤーとした感じで、ピント合わせ、位置合わせがきちんとできているのか疑問が残ります。
11/3、実施できるように願っています。

 

《撮影データ》
撮影日:2023年10月23日
機材:102ED+×5.0バローレンズ+UV/IRカットフィルター+ASI678MC(合成焦点距離17,500mm)
赤道儀:SX2
撮像:Sharpcap(GAIN:100/露出:167ms)
コンポジット(ステライメージ9):1600/4000フレーム

トリミングあり

電子観望会に備えて!(3/4)~ペルセウス座・二重星団~

10月 19th, 2023 Permalink

電子観望会に備えて2回目のテストを行いました。 今回は、前回撮影できなかった「ペルセウス座の二重星団」を撮影。 […]

電子観望会に備えて2回目のテストを行いました。
今回は、前回撮影できなかったペルセウス座の二重星団を撮影。
左の星団がNGC884、右の星団がNGC869です。

2度のテストでこれまで撮ったことのない星雲・星団、銀河を撮影し、観望会実施のメドがつきました。
あと、できれば土星と木星も観望会で見れるようにしたいのでシステムを変更してお試しをしておきたいと思います。
ライブスタック撮影の画像は色も出てないし、画質もイマイチですね。

 


《撮影データ》
撮影日:2023年10月15日
機材:102ED+CLSフィルター+RD+ASI294MC-Pro(冷却:0度)
赤道儀:SX2
Asiliveでライブスタック撮影(GAIN:300/10秒×200フレーム)
周囲を若干トリミング

電子観望会に備えて!(2/4)~バブル星雲~

10月 14th, 2023 Permalink

試し撮りの2つ目は、カシオペア座に見られる散光星雲の「バブル星雲」(NGC7635)です。 泡状をした星雲の形 […]

試し撮りの2つ目は、カシオペア座に見られる散光星雲の「バブル星雲」(NGC7635)です。
泡状をした星雲の形状がシャボン玉のように見えることから「シャボン玉星雲」と呼ばれることもあります。
左上に散開星団のM52が見えます。右側にはケフェウス座の小さな散光星雲(NGC7538)が見えます。
なぜかJPEGの画像しか残っておらず、スタッキングのコマ数も少なかったためか画質はノイジーです。
ペルセウス座の二重星団は撮り直しです。

 

《撮影データ》
撮影日:2023年10月12日
機材:102ED+CLSフィルター+RD+ASI294MC-Pro(冷却:0度)
赤道儀:SX2

Asiliveでライブスタック撮影
トリミングあり