久々の天体写真(2)~回転花火銀河(M101)

5月4日に撮影した、もう一つの銀河がおおぐま座の「回転花火銀河」(M101)です。
月齢6.4の月明かりとPM2.5などの影響があり、星像が滲み、ボヤーとした画像になっています。さらに撮像コマ数も少なかったのでノイジーです。
いい条件の時にリベンジします。

《撮影データ》
2025年5月4日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:420 80秒×25コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり
/トリミングあり

朝鮮通信使復元船、鞆の浦に来航!(夜の部)

朝鮮通信使復元船のライトアップがあるというので夜も撮影に出かけました。
事前のイメージでは、港に浮かぶ復元船を狙いたいと思っていましたが、照明は暗めで復元船が小さく見えるので近くから撮ることにしました。
ライトが点灯するまでは東側から撮り、ライトアップされてからはライトが当たる西側から撮影しました。
南の空に月があったので月を入れてみましたが、あまりアクセントになっていないですね。満月なら少し違ったかもしれません。
復元船は、9日朝、次の寄港地である牛窓に向け、出港しました。
復路は、5月19日(月)に入港、20日(火)に出港予定です。

【関連行事】
◎コーナー展「朝鮮通信使と鞆の浦」(福山市鞆の浦歴史民俗資料館)
・日時 3月27日(木曜日)~5月25日(日曜日) 9:00~17:00
※月曜日:休館

朝鮮通信使復元船、鞆の浦に来航!(昼の部)

5月7日(月)、鞆の浦に朝鮮通信使復元船が来航した。
大阪・関西万博の「韓国ナショナルデー」に合わせて、4月28日プサンを出港し、鞆の浦にやって来た。
江戸時代の朝鮮通信使は、徳川家の将軍が替わるごとに派遣された外交使節団で、12回(1607年~1811年)来日している。そのうち鞆の浦には11回寄港している。
総勢約500人の使節団は、対馬藩や寄港地の藩の船団とともに約1000隻の大船団で瀬戸内海を大阪まで行き、そこから御座船で淀川を遡り京都へ、その先江戸までは陸路をとった。
使節の派遣を通じて、日朝両国が対等な関係で友好交流を進め、約200年間平和を維持してきたのだ。
今回、鞆の浦に寄港したのは、朝鮮通信使ゆかり地だからだ。
復元船は、滅多に寄港することはないので5月8日(火)昼と夜に撮影に行った。
まずは、昼の部から。

久々の天体写真(1)~子持ち銀河(M51)

5か月ぶりの天体写真です。
冬の寒さと多忙のため撮影ができませんでした。
月明かりと光害の影響が少なく、空の状態が比較的よかったのは北天~天頂付近だったので、北斗七星あたりのM51(子持ち銀河)M101(回転花火銀河)を撮影。
雲はほとんど無かったのですが、月齢6.4の月明かりとPM2.5の影響があり、星像が滲み、ボヤーとした画像になっています。
まずは、M51です。

《撮影データ》
2025年5月4日
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:-5℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット3(オートガイド&撮像)
Gain:400 60秒×40コマの加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり
/トリミングあり