いろいろ事情があって久々の投稿です。
今回、新たなシステムを導入したのでテスト撮影を行いました。
SkywatcherのStar Adventure Gtiに60ED+×0.7レデューサー+ASI533MC Pro(焦点距離:約660mm相当)を搭載して、ASIAIR Proでコントロールしてのお試しです。
ASIAIR-PROをほとんど使ったことがなかったので何回か練習して、何とか操作できるようになって撮影できるようになりました。
焦点距離が短めなので、画角に収まりやすい、おとめ座の「マルカリアン・チェーン」を選択しました。
小さめな銀河が鎖状に連なっていて、この時期人気の撮影対象です。
660mm相当で180秒でブレがないのでオートガイドの精度もまずまずです。
ただ、撮影途中にアリガタプレートと鏡筒バンドを接続するネジが緩んでいたため星像が流れ、コンポジットに使えたのは20コマ中11コマだけでした。
露光不足のためかなり明るさ調整をしたのでノイズが目立ちます。
手軽に使える赤道儀なので出番が増えそうです。
《撮影データ》
撮影日:2023年5月16日
赤道儀:Star Adventure Gti
撮影機材:60ED+×QBPフィルター+0.7レデューサー+ASI533MC Pro(冷却-10℃)
オートガイド:ASI120MM-mini+30mm F4ミニガイドスコープ
ASIAIR-Proで制御
GAIN:120/180秒×11コマの加算平均コンポジット ダーク補正あり