11月3日(木)、県北の町のはずれで電子観望会を実施。
大学生や星好きの仲間を合わせて12名が集まり、2時間あまり星空観察と電子観望を楽しみました。
午後6時頃から赤道儀の設置を始めましたが、雲が空を覆い、準備を中断。
雲が晴れるまでのあいだ、星好き仲間のSさんとHさんに天体の説明をして頂いたり、パソコンに保存していた星雲や銀河の写真を見てもらいました。
午後8時過ぎに雲が晴れてきたのでPolemasterで極軸合わせを行い、電子観望をスタート。
電子観望で見てもらう星雲・星団・銀河の画像入りの資料を配布し、順次観望していきました。
北アメリカ星雲、アンドロメダ銀河、さんかく座の渦巻銀河(M33)、プレアデス星団、カリフォルニア星雲、ペルセウス座の二重星団、アレイ状星雲、らせん状星雲、かに星雲(M1)など。天体観望は初めての人が多かったのでとにかく数をこなしました。
使用した機材は、102ED+フラットナー+QBPフィルター+ASI294MC-Proで、SX2赤道儀に搭載し、ステラショットで自動導入をして、Asiliveで電子観望を行いました。
外付けの液晶ディスプレイをパソコンに接続し、見やすくしました。
事前にステラショットに観望対象の天体リストを登録し、一つずつマウスでクリック。「ウィーン!」というモーター音とともに鏡筒が回ると、「かっこいい!」の声。
AsiliveのGainを「H(390)」、露出を5秒に設定すると、数秒でパソコンの画面に星雲が現れ、「わー! きれい!!」の歓声が上がりました。
次々に画面に現れる星雲・星団・銀河をSさんとHさんが解説をしてくれて、アッという間に2時間あまりが過ぎ、充実した楽しい観望会となりました。参加された方たちは、一様に喜ばれていたので大成功!!
自身、初めての電子観望会の実施でしたが、やってよかったと思っています。
天体写真は、アンドロメダ銀河(上)、カリフォルニア星雲(中)、プレアデス星団(下)です。