9/29、最初に撮影したのがアンドロメダ座の渦巻銀河「アンドロメダ銀河」(M31)です。
「アンドロメダ銀河」の見かけの大きさは、満月5個分ぐらいあり、迫力がありますが、撮るのはむずかしいです。
中心部が明るく、周辺部との明暗差が大きいので段階露出が必要ですが、中々うまくいきません。
撮影開始が21:40頃でしたが、わずかに薄雲があり、水蒸気量が多い感じで夜露で鏡筒がべっちょりとなる状態でした。
シーイングがよくない中で撮影した画像を画像処理するに当たって、四苦八苦しましたが、ボヤーとした感じになっています。
露出の間隔、露光時間、コマ数を見直し、次回再チャレンジです。
《撮影データ》
2022年9月29日 21:39撮影
R200SS+コマコレPH+HUEIB-Ⅱフィルター+ASI294MC Pro(冷却:0℃)
ASI120MM-mini+30mmF4ミニガイドスコープ/SX2赤道儀+ステラショット2(オートガイド&撮像)
Gain:300 90秒×30コマ+60秒×10コマ+30秒×10コマ+10秒×10コマ(総露出時間:61分)の加算平均コンポジット フラット補正:なし ダーク補正:あり
先日、図書館で、「宇宙人と出会う前に読む本」を借り、ザーッと読みました。私にとって大変難しい本でしたが、教科書に載っていないことが随分ある。(分かっていることで)。また、宇宙は、分からないことだらけであることを再認識しました。その中で、「宇宙には、銀河が2兆個ある。」というのがあり、びっくりしました。人知を超え、人間の考えが及ばない世界があることも、多々書いてありました。そのことを子どもたちへ伝えるべきだと思います。一握りの分かっていることを伝えるのではなく、分からない膨大なことも合わせて伝えるべきだと思います。
宇宙関連の本は、難しいものが多いですね。
だから私は、子ども向きの本を買って読んでいます。
今まで読んだ本は、『そうだいすぎて気がとおくなる宇宙の図鑑』(西東社)と『ブラックホールってすごいやつ』(扶桑社)の2冊です。
買ってまだ読んでないのが、『宇宙はなぜ美しいのか』(幻冬舎新書)で、こちらは大人向きです。
物理の法則で説明されているものが多いので文系の人間には中々理解が難しいです。
やっぱり本を読むより天体写真を撮る方が楽しいですね。