イリジウム・フレアねらったけど・・・

知人からイリジウム・フレアを狙って撮れると聞いてチャレンジしましたが,撮ることができませんでした。
イリジウムは通信衛星ですが,アンテナや太陽光パネルに太陽光が当たって発光します。地上から見ると,流星のように見えます。
Heavens-Aboveというサイトを閲覧すると,発光する位置と日時を知ることができます。
予測が違っていたのか,軌道修正がされたのかわかりませんが,確認できませんでした。
何も撮らずに帰るのは虚しいので星野写真を撮って帰りました。それが下の画像です。
アストロレーサー(O-GPS1)をカメラに装着して撮った画像をコンポジットしたのですが,中央部は点像ですが周辺部は星が流れています。
原因がわかりません。
カシオペア座付近だと思いますが,周辺をトリミングしています。
上の方にアンドロメダ大星雲が写っています。

 


《撮影データ》
2018,11.30
K-70+18-135mm(18mm/F4)+O-GPS1 ISO2500  60秒×3コマのコンポジット(加算平均) WB:4800K 画像処理あり

満月の拡大撮影に挑戦③

バローレンズ×2.5倍を使った場合,合成焦点距離2,250mmではこの程度の拡大になります。
もっと拡大しようと思えば,アイピースを使った拡大撮影をしないといけないのか。
デジタル一眼の動画撮影をするか,CMOSカメラによる動画撮影をするか,どちらがいい結果が出るのかやってみようと思います。
どちらにせよ拡大率が上がると,ハードルは少し上がりそうです。

 


《撮影データ》
2018,11.23
ED100sf+フリップミラー+パワーメイト×2.5+Tリングアダプター+Tリング+D7200 SX2赤道儀による追尾 ISO200 1/500秒×11コマのコンポジット(加算平均) 画像処理:Stellaimage8

満月の拡大撮影に挑戦②

月の中央部を拡大撮影しました。
中央部の大きなクレーターは「コペルニクス」で直径が約90kmあります。
左上のうさぎのような形に見えるのは,上が「晴れの海」で,下が「静かの海」です。
「コペルニクス」の上にある黒っぽいところは「雨の海」です。

 

《撮影データ》
2018,11.23
ED100sf+フリップミラー+パワーメイト×2.5+Tリングアダプター+Tリング+D7200 SX2赤道儀による追尾 ISO200 1/500秒×23コマのコンポジット(加算平均) 画像処理:Stellaimage8

満月の拡大撮影に挑戦①

11月23日は満月。澄みきった夜空に満月がくっきりと見えました。
いい条件なので以前からやってみようと思っていた月の拡大撮影に挑戦。
拡大撮影にはいろいろな方法がありますが,今回やってみたのはバローレンズを使った撮影です。
計画では,デジタル一眼で動画撮影をしようと思っていましたが,うまくいかず静止画の撮影に切り換えました。
満月はのっぺりして見えるのですが,画像処理をしたのでまずまずの結果でした。
月の下の方に見えるクレーターは「ティコ」で直径が約85Kmあります。

 

《撮影データ》
2018,11.23
ED100sf+フリップミラー+パワーメイト×2.5+Tリングアダプター+Tリング+D7200 SX2赤道儀による追尾 ISO200 1/400秒×25コマのコンポジット(加算平均) 画像処理:Stellaimage8