部分日食と鯱(1/2)

事前のリサーチで部分日食の撮影候補地を2か所選んでいましたが,絵になりそうな福山城にしました。
1時間前に現地入りしたものの空一面雲に覆われていました。
日食が始まっても雲はほとんどとれません。時々,雲が途切れたところから太陽が顔を出すのでそれを狙いました。
それでも薄雲がかかっているのでピント合わせに四苦八苦。
日食が終わる11時頃になって,この日一番の太陽が現れたので天守閣の鯱を絡めて撮影しました。

 


《撮影データ》
2019,1.6/11:06
71FL+絞り+1.4×テレコン+K-70(840mm相当) レンズフードの先にD100000フィルターを装着。

新年あけましておめでとうござます

新年あけましておめでとうござます
本年もよろしくお願いします

 


昨年は,平日昼間は出かけることができず,たまに土日に出かけることはありましたが,夜の撮影が多くなりました。
そのため天体写真を撮る機会が増えました。

今年はどうなるかわかりませんが,天体写真は奥が深く,中高生の頃天体観測を少しやっていたこともあり,撮り甲斐がある撮影対象です。
今年も楽しみな天文現象がいくつかあります。
部分日食が2回(1月6日,12月26日)部分月食が1回(7月17日,西日本のみ)三大流星群(1/4:しぶんぎ座,8/13:ペルセウス座,12/15:ふたご座)などです。
まずは,しぶんぎ座流星群と部分日食に備えたいと思います。

部分日食(1月6日) 撮りたーい!!

年明け早々の1月6日(日)に部分日食があります。
2012年の金環日食以来7年ぶりとなります。めったに見られない天文現象なので是非撮影してみたいと思います。
観測地によって食の始まり・食の最大・食の終わりの時間が違うので国立天文台の部分日食「日食各地予報」で時間を確認しておくことが必要です。
因みに私の撮影予定地(広島県内某所)の時間を掲載しておきます。

食の始まり  8:39(高度:13.8度)
食の最大   9:52(高度:24.1度)
食の終わり 11:14(高度:31.5度)

方角的には南東~南方向となります。
ステラナビゲーターでシミュレーション(10分間隔)してみると,こんな感じになります(フルサイズ:28mm)。

 


撮影計画としては,広角レンズによるインターバル撮影と望遠レンズによる拡大撮影を予定しています。
これから撮影予定地をリサーチし,試し撮りをして準備をしていこうと思っています。
太陽の撮影は大変危険を伴います。注意事項については,国立天文台の2012年金環日食に掲載されています。

減光フィルター(D5:1/100000)は必携です。
光学ファインダーを絶対見てはいけません。

 

参考1》日食関連アプリ
ビクセンから日食関連の無料アプリが出ています。
Solar bookInterval bookです。
日食のイメージやインターバル撮影のシミュレーションの参考になります。

《参考2》日食を安全に観察する方法
日食を安全に観察する方法について,アストロアーツのHPに『星ナビ』2012年6月号の一部が掲載されているので参考になります。