4月, 2020 Archives

またまた「マルカニアンの鎖」ですが・・・

4月 26th, 2020 Permalink

ステラショット2+GearBoxをWifi環境で撮影しようと,2回目の挑戦をしましたが,またもや不調で断念。 […]

ステラショット2+GearBoxをWifi環境で撮影しようと,2回目の挑戦をしましたが,またもや不調で断念。
ステラショット上で望遠鏡,CMOSカメラ(ZWO)は接続できるのですが,ライブビューに星像が写らない,撮影もできない状態。
バグでもあるのでしょうか? すっきりしませんねぇー!

1時間あまり四苦八苦して諦め,PC直結で「マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)」だけ撮影しました。
うっすらガスがかかっていた上に色かぶりがあり,画像処理したらノイジーになってしまいました。

 


《撮影データ》
2020,4.25
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM Mini+ステラショット2(オートガイド撮影) GAIN:330 60秒×17コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング

M51「子持ち銀河」

4月 19th, 2020 Permalink

撮影当日は,光害の影響が少ない北天の星雲をおもに狙いました。 前回投稿記事のM101(回転花火銀河),今回のM […]

撮影当日は,光害の影響が少ない北天の星雲をおもに狙いました。
前回投稿記事のM101(回転花火銀河),今回のM51(子持ち銀河)がそうです。
M51(8.1等級)は,りょうけん座にある渦巻銀河です(北斗七星の柄の先付近)。
すぐそばに伴銀河(NGC5195)があることから「子持ち銀河」と呼ばれています。

4月14日には,パンスターズ彗星M64(黒目銀河)マルカニアン・チェーンM101(回転花火銀河)M51(子持ち銀河)の5天体を撮影し,順次画像をアップロードしてきました。
使い慣れないCMOSカメラの特性を知り,オートガイドを成功させるという目標を達成することができました。
今回は,1天体あたり20コマ程度しか撮影できなかったので,今後は最低でも40コマ以上撮影し,画質をアップしていきたい思っています。

 

【元画像】

《撮影データ》
2020,4.14

R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:432 30秒×20コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング


【拡大画像】

M101「回転花火銀河」

4月 18th, 2020 Permalink

M101(7.5等級)は,おおぐま座にあり,北斗七星の柄の先端付近にある大型の渦巻銀河です。 渦巻の腕がよくわ […]

M101(7.5等級)は,おおぐま座にあり,北斗七星の柄の先端付近にある大型の渦巻銀河です。
渦巻の腕がよくわかり,回転花火に似ていることから「回転花火銀河」と呼ばれています。

 

【元画像】

 

《撮影データ》
2020,4.14

R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:462 30秒×12コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング


【拡大画像】

 

マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)

4月 17th, 2020 Permalink

前回4月2日に,フルサイズ・デジタル一眼で「マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)」を撮影していますが,シ […]

前回4月2日に,フルサイズ・デジタル一眼で「マルカニアン・チェーン(マルカニアンの鎖)」を撮影していますが,シーイングが悪く,きれいに撮れませんでした。
今回は,CMOSカメラで撮影してみました。
シーイングもそんなに悪くなかったので,まあ何とか見られるレベルに撮れました。

「マルカニアン・チェーン」は,おうし座にあり,小さめの銀河が連なっています。その中心にある大きめの銀河がM84(右上)M86(その左下)です。どちらも渦巻構造のないレンズ状銀河なのでにじんだ星のように見えます。

 



《撮影データ》
2020,4.14
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:414 30秒×15コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング

M64「黒目銀河」~初オートガイド撮影

4月 16th, 2020 Permalink

ステラショット2で,2回ほどオートガイド撮影に挑戦するも,ガスがかかっていて失敗の連続でしたが,3回目にしてや […]

ステラショット2で,2回ほどオートガイド撮影に挑戦するも,ガスがかかっていて失敗の連続でしたが,3回目にしてやっと初オートガイド撮影に成功しました。
当日はほとんどガスがかかってなくて,数個の星を拾ってキャリブレーションに成功し,オートガイドがすんなり始まりました。
試しに撮影したのが,M64「黒目銀河」です。黒目のように見えることからこのように呼ばれています。
かみのけ座にある渦巻銀河(8.5等級)です。
露光時間がまだ90秒ぐらいなので,どの程度までオートガイドができるか試してみたいと思います。
当日苦戦したのが,GearBoxとCMOSカメラとの接続です。バージョンアップしても接続が不調だったのでPC直結で撮影しました。
今のところ,原因がわかりません。

 

【元画像】

《撮影データ》
2020,4.14
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀+ASI120MM Mini(オートガイド撮影) GAIN:255 90秒×13コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング


【拡大画像】

パンスターズ彗星(C/2017 T2)

4月 15th, 2020 Permalink

今,比較的明るい彗星を撮影できるということで,ガスもあまりかかってないようなので撮影することに。 対象は,アト […]

今,比較的明るい彗星を撮影できるということで,ガスもあまりかかってないようなので撮影することに。
対象は,アトラス彗星とパンスターズ彗星なのですが,アトラス彗星は核が分裂したらしく減光しているのでパンスターズ彗星を狙いました。
北天のきりん座(北極星の少し左)にあり,8等級前後のようです。彗星特有の尾が少しわかります。
白とびしていたので再現像し,画像を入れ替えました。

 


《撮影データ》
2020,4.14 21:03~21:09
R200SS+コマコレPH+ASI294MC(1520mm相当) SX2赤道儀追尾撮影 GAIN:255 30秒×11コマの加算平均コンポジット(ダーク補正 フラット補正あり) ノートリミング